2022年03月05日(土)~2022年03月11日(金)のダイジェスト。

22年03月05日(土)

 

分母が 17 と 34 の  {\Large\frac{7}{17}} {\Large\frac{3}{34}}= を、

1~2分間のリードで、

 {\Large\frac{7}{17}} {\Large\frac{3}{34}} {\Large\frac{14}{34}} {\Large\frac{3}{34}} {\Large\frac{17}{34}} {\Large\frac{1}{2}} と、

答えまで出します。

 

答えを出すことだけに絞れば、

1~2分間の短い時間でリードできます。

 

子どもは深い集中のまま、

こちらの計算の実況中継を見て、

17 と 34 の扱い方をつかみます。

 

 

22年03月06日(日)

 

8-(7-4)= や、

3×(5-3)= や、

(6+12)÷3= のような

初歩的な四則混合の計算順を決めるときから、

「問題を見たら、即」の作法を、

育てます。

 

 

22年03月07日(月)

 

日常生活で、

することを先に決めてから、

その後、

実際に行います。

 

算数の四則混合の計算でも、

同じようにできるはずです。

 

先に計算順を決めて、

その後、

自分が決めた計算順で計算します。

 

 

22年03月08日(火)

 

12+8= の計算を、

どの子に教えるのかを、

こちらは、

自由に選ぶことができます。

 

「まだ、自力で計算できない子」に

教えることを選べます。

 

「もう既に、自力で計算できる子」に

教えることを、

選ぶこともできます。

 

 

22年03月09日(水)

 

ジッと座ったままで、

ボ~ッとするレベルが育つと、

「こちらに聞くこと」ができるようになります。

 

「こちらに聞くこと」レベルの子が育つと、

「自分自身に聞くこと」ができるようになります。

 

このレベルの子は、

少し難しい問題も、

自力で計算できるようになります。

 

例えば、

 {(3ab-2a^{2}b)÷{\Large\frac{1}{2a}}}= を、

自力で、

 {(3ab-2a^{2}b)÷{\Large\frac{1}{2a}}} {(3ab-2a^{2}b)×{\Large\frac{2a}{1}}}

書き換えることができます。

 

 

22年03月10日(木)

 

不等号 > の向きの変え方を、

間違えて理解して、

間違えた使い方をしています。

 

この子に、

自分の解き方を教えさせると、

自分が曖昧に理解していることに気づきます。

 

こうなった後、

教えると効果的です。

 

 

22年03月11日(金)

 

「できる」と自己評価できるはずの計算に、

「分からない」と

ネガティブな自己評価をする子が普通です。

 

まして、

5+1= を初めて計算する子は、

問題を見てすぐ、

「できない」と自己評価しています。

 

1分程度のリードで、

「計算できる」に入れ替えることが可能です。