= の約分で、
「何で割るのですか?」と、
子どもから聞かれます。
聞かれたこちらは、
問題 = を、
瞬時に、チラッと見てすぐ、
「13」とだけ、
ボソッとした口調で教えます。
約数 13 を、
ボソッとした口調で教えられた子は、
こちらが、
問題 = を見た瞬間、
「13」と言いますから、
自分の知らない何らかの方法があって、
その方法で、
問題 = の約数 13 を見つけているらしいと
何となくですが、感じます。
この子は、
約分してしまおうと思って、
でも、自力で約数を思い付かなくて、
「何で割るのですか?」と聞いていますから、
「13」と教えられて、すぐ、
問題 = の分子 26 と、分母 65 を、
13 でわり算(かけ算?)します。
26÷13=2 、
65÷13=5 と計算する子や、
13×2=26 、
13×5=65 とかけ算する子と、
計算の仕方は、さまざまです。
そして、
= と書きます。
= に、
「何で割るのですか?」と聞いて、
瞬時に、「13」と教えられて、
そして、10秒もしないで、
= と書き終わります。
実は、
このような流れ自体が、
問題 = を見たらすぐ、
約数 13 を思い付く感覚を、
持つことができることを教え、
同時に、
その感覚を持つ手伝いになっています。
このような教え方で、
大事なことは、
問題 = を見たら、瞬時に、
「13」とだけ教えることです。
約数 13 だけを、
ボソッとした口調で、
しかも、
問題 = を見たら、
間を置くことなく言うことです。
(基本 -769)、(分数 -334)