や、
は、難しいひき算です。
できそうで、
できない問題です。
筆算のひき算の繰り下がりの計算の仕方を、
パターン化します。
難しい計算を、
少しなりとも易しくする工夫です。
以下に、
このパターン化した繰り下がり計算を、
実例で説明します。
でしたら、
一の位の 0 と 6 から、
「0-6=、できない」、
「10-6=4」です。
パターン化して易しくした工夫を、
補足説明します。
0-6= は、
引けませんから、
0 に、1 を付けて、10 にします。
ここがパターン化です。
こうするのです。
引けないとき、
引かれる数に、1 を付ければ、
引くことができます。
この例でしたら、
10-6=4 と、
引くことができます。
こうする工夫です。
「引けないから、
隣から、1 借りて・・・」とするから、
子どもは、難しさを感じます。
ただ、1 を付けるだけの計算にすれば、
子どもは、
実にアッサリと受け入れてしまいます。
このようにパターン化した繰り下がり計算で、
一の位の答え 4 が出たら、
と書きます。
計算を続けます。
の 210 の 1 は、
「1 減って、0」、
この 1 の真下の 2 とで、
「0-2、できない」、
「10-2=8」です。
易しくした工夫を、
補足説明します。
の 210 の 1 は、
一の位のひき算を、
10-6=4 としたとき、
1 を使っていますから、
「1 減って」となります。
1 から、
1 減るのですから、
1-1=0 です。
この 0 から、
の 1 の真下の 2 を引くひき算が、
十の位のひき算です。
0-2= のひき算は、
引けませんから、
既に使った同じパターンで、
10-2=8 です。
こうして、
十の位のひき算の答え 8 が出たら、
と書きます。
計算を続けます。
の 210 の 2 は、
「1 減って、1」ですから、
そのまま と書きます。
易しくした工夫を、
補足説明します。
既に使った同じパターンです。
十の位のひき算を、
10-2=8 としたとき、
1 を使っていますから、
「1 減って」となります。
同じように、
パターン化した繰り下がりの引き算、
の計算の流れを、
補足説明を抜いて、
順に書き出します。
「3-6、できない」、
「13-6=7」と計算して、
です。
続いて、
203 の 0 は、
「1 減って、9」、
「9-2=7」と計算して、
です。
そして、
203 の 2 は、
「1 減って、1」ですから、
です。
確かに、
子どもには難しい計算でしょうが、
パターン化した計算を、繰り返すことで、
答えを出すことができます。
(基本 -780)、(+-
-417)