2022年04月30日(土)~2022年05月06日(金)のダイジェスト。

22年04月30日(土)

 

7+6= や、5+9= のたし算 100問を、

「もうできるのに・・・」と、

不満に支配されたまま

集中が切れています。

 

突然に割って入り、

止まっている計算 5+9= の答え 14 を出して、

書かせてしまいます。

 

5~6問リードするだけで、

速いスピードの計算を楽しむ子に変わります。

 

 

22年05月01日(日)

 

5~6秒後に、

5+1=6 と書いている子を想像して、

この想像のイメージを見たまま、

答えの出し方を知らない目の前の子に、

答えの出し方を教えます。

 

 

22年05月02日(月)

 

計算問題に取り組む子の解決課題は、

2つです。

 

自力で答えを出すことができないか、

あるいは、

一定の速いスピードで

答えを出すことができないかのどちらかです。

 

 

22年05月03日(火)

 

2けたの筆算のたし算  {\normalsize { \begin{array}{rr} 85 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\ は、

繰り上がりがあれば、

たし算を 3回、

5+5=10 と、

8+1=9 と、

9+1=10 と、計算します。

 

自力で、

一定の速さで答えを出すために、

知性面だけではなくて、

肉体面、

精神面、

社会情緒面の潜在能力も働いています。

 

 

22年05月04日(水)

 

難しい計算  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:503 \\ - \: 479 \\ \hline \end{array} }} \\ の答えの出し方を、

教えるこちらと、

習う子どもは、

強い依存関係です。

 

共に勝者(WinWin)になれなければ、

共に敗者(LoseLose)になってしまいます。

 

 

22年05月05日(木)

 

13-7=、

14-5= のようなひき算 100問を、

「嫌だ」の強い気持ちに支配されたまま、

ダラダラと計算しています。

 

次々に答えを教えて、

次々にそれが答えであることを確かめて、

ネガティブな気持ちを乗り越えさせます。

 

 

22年05月06日(金)

 

大きな素数 17 と、

その 2倍の 34 を分母にする

2つの分数のたし算  {\Large\frac{7}{17}} {\Large\frac{3}{34}}= に、

「なすすべがない」と感じて、

金縛り状態にジッとしています。

 

1~2分の短時間で、

 {\Large\frac{7}{17}} {\Large\frac{3}{34}} {\Large\frac{14}{34}} {\Large\frac{3}{34}} {\Large\frac{17}{34}} {\Large\frac{1}{2}} と、

答えを出すまでリードすれば、

「なすすべがあった」ことに、

気付かせることができます。