「計算の宿題をやろう・・・」と決めて、
自分を動かして、
宿題をさせてしまうのは、
子どもの内面で、
この子自身をリードしているリーダーです。
子ども自身、
このようなリーダーが、
自分の内面にいることも、
このリーダーにリードされていることも、
まったく知りません。
知らないままに、
自分の内面のリーダーにリードされて、
リードされたように動いています。
この子の内面の
この子を動かすリーダーが、
「やろう」と決めた宿題は、
算数の計算ドリルです。
や、
のようなかけ算 50問です。
「宿題をやる」と決めたリーダーは、
この子の心に、
宿題をしている自分をイメージさせます。
リードされた子は、
ドリルを開いて、
の答えを書いている自分自身を
心の中にイメージします。
その後で、
自分が心にイメージしているように、
の答えを、
実際に書きます。
この子の内面にいて、
この子をリードしているリーダーは、
このようなリードの仕方をします。
① 心の中に、
そうしている自分をイメージさせます。
② イメージしているように、
実際に振る舞います。
イメージさせてから、
そのイメージのように振る舞わせます。
まず、
ドリルを出すことからです。
カバンから、
ドリルを出している自分をイメージします。
この後で、
このイメージのように、
実際に、カバンからドリルを取り出します。
次に、
ドリルを開いている自分をイメージします。
この後で、
イメージしたように、
実際に、ドリルを開きます。
1問目の問題 を見ている自分を、
イメージします。
この後で、
実際に、問題 を見ます。
4 と 9 を、
下から上に見て、
4×9=36 と計算して、
6 を書いて、
3 を覚える自分をイメージします。
この後で、
実際に、4 と 9 を、下から上に見て、
4×9=36 と計算して、
と書いて、
3 を覚えます。
続いて、
の 4 と 2 を、
下から斜め上に見て、
4×2=8 と計算して、
3 を思い出して、
8+3=11 と足して、
11 を書いている自分をイメージします。
この後で、
実際に、4 と 2 を、下から斜め上に見て、
4×2=8 と計算して、
3 を思い出して、8+3=11 と足して、
と書きます。
このようにして、
この子の内面のリーダーが、
この子をリードして、
筆算のかけ算 50問の答えを書いていき、
宿題を終えます。
先に、
そうしている自分をイメージさせます。
この後で、
実際に、振る舞わせます。
このような 2段階で、
リードしています。
でも、
子ども自身、
自分がこうしていると、
まったく意識していません。
自分をリードするリーダーが、
自分の内面にいることも、
そのリーダーは、
まず、心に自分をイメージさせて、
その後で、実際に、
イメージしたように振る舞わせていることも、
子どもは意識していません。
「宿題をする」と決めて、
そして、
宿題をして、
終わらせていると思っています。
(基本 -816)、(×÷ -159)