の筆算のたし算の答えの出し方を、
こちらの計算の実況中継を見せて教えます。
まず、
の 2つの 1 を、
無言で隠して、
その一部分 が見えるようにします。
無言の動作を見ている子は、
自動的に、
アレコレと連想し始めます。
推測ですが、
「一部分だけ見るらしい」、
「縦に見るらしい」、
「こちら側だけらしい」のような感じの連想です。
これは連想ですが、
そうしていると意識していないだけで、
実は、
子どもが、自分自身に教えています。
こちらが見せる無言の動作を、
アレコレと連想することで、
理解して、
自分が自分自身に教えています。
実況中継型リードを続けます。
子どもに を見せてすぐ、
「しち足すに、く(7+2=9)」とリードします。
「上から下に見て、足します」のように、
言葉で説明しないで、
ただ、
「しち足すに、く(7+2=9)」と言うだけです。
とても不親切な教え方ですが、
不親切であるからこその利点は、
子どもが、
自動的にアレコレと連想することです。
自動的に、
勝手に連想します。
子どもの連想の推測ですが、
「えっ、どういうこと?」、
「上の 7 と、下の 2 を見て足すの?」、
「しち足すに、く・・・は、7+2=9 のこと?」と、
アレコレと連想します。
こちらが言った「しち足すに、く(7+2=9)」を、
見えている に関連させて、
アレコレと解釈します。
つまり、
自分が、自分自身に教えます。
続きを省略しますが、
このような不親切な実況中継を見せて、
答えの出し方を教えることで、
子どもは、アレコレと連想して、
こちらが見せる実況中継を解釈します。
そして、
そうしているとは意識していないままに、
自分自身に教え続けます。
こうして、
2~3問や、
5~6問の実況中継を見るだけで、
「そうか、分かった」、
「もうできる」となって、
自力で答えを出し始めます。
(基本 -830)、(+-
-444)