2022年05月21日(土)~2022年05月27日(金)のダイジェスト。

22年05月21日(土)

 

7+8= の答え 15 を出すまでの時間は、

他の問題に比べて、

長く感じます。

 

でも、

「難しい問題」としません。

 

「時間が掛かる」とだけにして教えれば、

短期間で、

時間が短くなります。

 

 

22年05月22日(日)

 

「算数の新しく習う計算は、

ここ以前の計算を組み合わせれば、

答えを出せる」と、

言葉で教えても、

理解できないはずです。

 

子ども自身が、

閃きのように気付くことを待つしかありません。

 

引けないひき算 1 {\Large\frac{5}{7}} {\Large\frac{6}{7}}= を、

 {\Large\frac{5}{7}} {\Large\frac{12}{7}} のように工夫することを例にして、

説明します。

 

 

22年05月23日(月)

 

頭の中にイメージを映し出すことができれば、

いつでも、

どこでも、

数学を計算できます。

 

紙と鉛筆は、

一時的な記憶装置です。

 

8+7= と、

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}x+2y-z=12\\2x+y-4z=8\\4x-y+3z=26\end{array}\right.\end{eqnarray}}   の計算を

例にして説明します。

 

 

22年05月24日(火)

 

5+7= を、

数える計算で、

数える回数を間違えることを犠牲にしてでも、

数えるスピードを速くさせます。

 

すると、

5+7= を見たら、

答え 12 が出る感覚を持つまでの期間が、

短くなります。

 

 

22年05月25日(水)

 

帯分数と小数のかけ算 1 {\Large\frac{1}{4}}×0.4= を、

頭の中に映し出したイメージで、

 \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}  \\\cancel{1}\end{matrix}\,}{4}}×\begin{matrix}  \\0.4\\2\end{matrix}= のように、

ほぼ計算できてしまう子です。

 

途中式を細かく書く計算

 {\Large\frac{1}{4}}×0.4= {\Large\frac{5}{4}}× {\Large\frac{2}{5}} \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}1\\\cancel{5}\end{matrix}\,}{\begin{matrix}\cancel{4}\\2\end{matrix}\,}}× \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}1\\\cancel{2}\end{matrix}\,}{\begin{matrix}\cancel{5}\\1\end{matrix}\,}} {\Large\frac{1}{2}}

比べて説明します。

 

 

22年05月26日(木)

 

初めての筆算のたし算  {\normalsize { \begin{array}{rr} 17 \\ +\: 12 \\ \hline \end{array} }} \\ を、

実況中継を見せて教えます。

 

見ている子は、

自動的にアレコレと連想して、

見ている実況中継の答えの出し方を理解します。

 

連想することで、

自分が、

自分自身に教えています。

 

 

22年05月27日(金)

 

3-1= の答え 2 を、

1+2=3 のたし算を利用して探させます。

 

簡単そうにみえますが、

とても難しい計算です。

 

乗り越えさせることで、

子どもは大きく育ちます。