2022年05月28日(土)~2022年06月03日(金)のダイジェスト。

22年05月28日(土)

 

多くのことを教えたい気持ち、

例えば、

似ている他の問題にも通用するような

教え方をしてしまうことを理解して、

間違えて計算したその問題だけが

正されるようなリードをします。

 

間違えた  {\normalsize { \begin{array}{rr} 48 \\ +\: 64 \\ \hline102\end{array} }} \\ を、

例にして説明します。

 

 

22年05月29日(日)

 

取れていたはずのたし算の指を、

筆算のたし算の間違い直し  {\normalsize { \begin{array}{rr} 11 \\ +\: 11 \\ \hline\:\:32\end{array} }} \\ で、

使い始めています。

 

後戻りすることは、

よく起こります。

 

「えっ、どうしたの?」と、

慌てないことが大事です。

 

 

22年05月30日(月)

 

8×125=  のかけ算を、

頭の中に映し出したイメージを、

操作して計算します。

 

このことを、

目の前に書かれた問題  8×125=  を、

利用して見せることができます。

 

見せているこちらは、

「自力で計算できる」想像上の子を

イメージしています。

 

 

22年05月31日(火)

 

分数のたし算やひき算は、

通分してから足したり引いたりします。

 

ひき算の通分を初めて習うとき、

「通分」が独立していないと、

「たし算の通分」と、

「ひき算の通分」の 2つの「通分」に、

分かれる子がいます。

 

 

22年06月01日(水)

 

問題   {\Large\frac{51}{5}}=  に、

「分からない」と聞かれたとき、

自力で答えを出すことへのこだわりを

育てるチャンスです。

 

主体性の率先力の自己責任を

育てることができます。

 

 

22年06月02日(木)

 

答えの分数  4\begin{matrix}2\\5\end{matrix}  に、

棒が抜けています。

 

でも、

数字は合っています。

 

だから、

「棒」とだけ言うリードで、

棒  4 {\Large\frac{2}{5}}  を書き加えさせます。

 

 

22年06月03日(金)

 

3元1次連立方程式で、

1つの文字が欠けても、

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}2x-3y-z=12\\3x+2y+z=-1\\-y+z=-4\end{array}\right.\end{eqnarray}}   のように2つ残ります。

 

この欠けた文字の係数を、

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}2x-3y-z=12\\3x+2y+z=-1\\0x-y+z=-4\end{array}\right.\end{eqnarray}}   のように、

0 と理解させれば、

解を求めやすくなります。

 

でも、

2元1次連立方程式では、

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}x-3y=10\\y=-3\end{array}\right.\end{eqnarray}}   のように、

1つの文字が欠けると、

残りは 1つですから、

残った文字の解が求まっています。

 

事情が違います。