分数と小数の四則混合
÷
－０．３×
＝ を、
途中式を書くことなく、
答えを出してしまう子です。
小数 ０．３ の真上の余白に、
と書きます。
これで、
分数だけの四則混合になります。
数秒間、静かに式を見てから、
答え が出ます。
そして、
÷
－０．３×
＝
と書きます。
この子が、頭の中で、
かなりの部分を意識的に計算しているのか
ほとんどの部分を無意識に計算しているのか
こちらには分かりません。
例えば、
７＋８＝ を見たら、
見ただけで、答え １５ が出ます。
たし算の感覚を持っていますから、
問題を見たら、
見ただけで、瞬時に答えが出ます。
頭が働いていないように感じるだけです。
実際には、
猛烈な速さで瞬時に、
何らかの計算（検索？）をしているようです。
問題 ７＋８＝ を見てから、
答え １５ が出るまでの瞬時以下の
ほんの一瞬の間に、
頭は猛烈な速さで、
何らかの計算をしていますが、
ほんの一瞬であるために、
意識できないだけです。
この子の ÷
－０．３×
＝ の計算が、
たし算 ７＋８＝ のレベルでしたら、
かなりの部分を無意識に計算しています。
小数 ０．３ の真上の余白に、
と書くのですから、
すべての計算を、
この子の頭が猛烈な速さで、
無意識に行ってはいません。
そうですが、
数秒間、静かに、
÷
－０．３×
＝ を見るだけで、
答え が出るのですから、
かなりの部分を無意識に計算しているようです。
この子は、
÷
－０．３×
＝ の ０．３ の上の余白に、
と書いてから、
数秒間、見るだけで、
答え が出るのですから、
ハッキリと意識してではなくて、
ほとんど意識できないまま･･･なようです。
でも、
たし算 ７＋８＝ よりも、
計算はユックリでしょうから、
この子自身、頭の中で、
何かを計算していると意識しているはずです。
推測ですが、
次のようなことでしょう。
÷
－０．３×
＝ を見てすぐ、
左の ÷ 、右の × 、中の － と、
計算順が無意識に決まり、
小数 ０．３ が、無意識に、
に見えて、
上の余白に書きます。
そして、
無意識に、左の ÷ を見て、
÷ の右の が、
ひっくり返した に見えて、
÷ の左の と掛けて、
が出ます。
が、ひっくり返した
に見えることは、
無意識でしょう。
と、
を掛けた答え
が、
無意識の計算なのか
意識しての計算なのか
この子自身も分からないで、
答えが出ているのでしょう。
このように、
無意識に行われる計算と、
意識して行う計算を織り交ぜて、
÷
の答え
を出しています。
次は、
÷
－０．３×
＝ の － の右の
０．３× の計算です。
すでに、
０．３ の上の余白に、 と書いていますから、
０．３× は、
×
です。
この計算は、ほとんど無意識に行われて、
答え が出るようです。
そして最後に、
÷
－０．３×
＝ の
÷
の答え
から、
０．３× の答え
を引いて、
です。
このひき算は、
無意識に行われるようです。
を、４ で約分することと、
その答え も、
無意識に行われるようです。
÷
－０．３×
＝ の ０．３ の上の余白に、
と書いた後、
ほとんど無意識に計算して、
答え が出て、
÷
－０．３×
＝
と書く子です。
（基本 －８６３）、（分数
－３７０）
