問題 ( -2.8)÷( -1.6)= を見て、
「どうしようかな?」と、
答えの出し方を思案します。
思案しているのは、
自分自身をリードするリーダーで、
子どもの内面に備わっている不思議な存在です。
でも、
ほとんどの子は、
内面のリーダーを意識していません。
ですから、
「どうしようかな?」も、
ただ何となく、
考えるとはなく考えているのが、
大多数の子どもです。
生まれながらに、どの子も、
自分自身をリードするリーダーが、
自分の内面に備わっていますから、
リーダーを意識して、
このリーダーと共に、
日常生活のさまざまなことをすることで、
効果的な生き方をできます。
算数の四則混合の計算問題の答えを出すことも、
内面のリーダーと共に行うことで、
より確実に計算できるようになります。
( -2.8)÷( -1.6)= を見て、
「どうしようかな?」と、
内面のリーダーが思案します。
「どうしようかな?」で、
実は、
自分は、この四則混合の答えを出すために、
何を選択するのかを、
選ぼうとしています。
内面のリーダーが、
自分自身をリードして、
答えを出すために、
何をするのかを選ばせようとしています。
「まず、計算順を決めよう」を、
「どうしようかな?」の思案から選べば、
計算順を決めます。
計算順から決めると、
内面のリーダーにリードされて選んだからです。
そして、
計算順を決めます。
またここで、
「計算順を決めるには・・・?」と思案します。
内面のリーダーにリードされてですが、
「数字を見ないこと」や、
「かっこと、- と、÷ だけを見ること」や、
「かっこが最優先で、次は、× と ÷ 」を、
思い出すことで、
計算順の決め方を選びます。
このように、
内面のリーダーにリードされて、
「計算順を決めるには・・・?」と考えて、
決め方を思い出して、
思い出したルールで
計算順を決めることを選ぶから、
計算順を決めることができます。
こうすることで、
① 左のかっこの中の - 、
② 右のかっこの中の - 、
③ かっこの外の ÷ と、
計算順を決めることができます。
続く計算を省略しますが、
内面のリーダーにリードされて、
「どうしようかな?」や、
「計算順を決めるには・・・?」を考えて、
これらの質問に答えることで、
自分がすることを選んでいます。
このような四則混合
( -2.8)÷( -1.6)= を、
計算して答えを出すことで、
子どもは、
漠然とですが、
自分が、自分自身をリードしていることに、
気付き始めるようです。
四則混合を教えるとき、
最初から、
計算する前に計算順を決めさせます。
いきなり計算させないようにします。
このチョットしたことで、
子どもは、
自分が、自分自身をリードしていることに
漠然とですが、気付き始めるようです。
(基本 -883)、(分数 -380)