四則混合を、「どうしようかな?」と考えて、「計算順を決めよう」と選ぶことを、子どもを代行して、こちらがリードします。こうすれば、自分自身をリードするリーダーを、子どもに感じさせることができます。

問題  (  {\Large\frac{20}{7}}-2.8)÷(  {\Large\frac{5}{3}}-1.6)=  を見て、

「どうしようかな?」と、

答えの出し方を思案します。

 

思案しているのは、

自分自身をリードするリーダーで、

子どもの内面に備わっている不思議な存在です。

 

でも、

ほとんどの子は、

内面のリーダーを意識していません。

 

ですから、

「どうしようかな?」も、

ただ何となく、

考えるとはなく考えているのが、

大多数の子どもです。

 

 

生まれながらに、どの子も、

自分自身をリードするリーダーが、

自分の内面に備わっていますから、

リーダーを意識して、

このリーダーと共に、

日常生活のさまざまなことをすることで、

効果的な生き方をできます。

 

算数の四則混合の計算問題の答えを出すことも、

内面のリーダーと共に行うことで、

より確実に計算できるようになります。

 

 

 {\Large\frac{20}{7}}-2.8)÷(  {\Large\frac{5}{3}}-1.6)=  を見て、

「どうしようかな?」と、

内面のリーダーが思案します。

 

「どうしようかな?」で、

実は、

自分は、この四則混合の答えを出すために、

何を選択するのかを、

選ぼうとしています。

 

内面のリーダーが、

自分自身をリードして、

答えを出すために、

何をするのかを選ばせようとしています。

 

 

「まず、計算順を決めよう」を、

「どうしようかな?」の思案から選べば、

計算順を決めます。

 

計算順から決めると、

内面のリーダーにリードされて選んだからです。

 

 

そして、

計算順を決めます。

 

またここで、

「計算順を決めるには・・・?」と思案します。

 

内面のリーダーにリードされてですが、

「数字を見ないこと」や、

「かっこと、- と、÷ だけを見ること」や、

「かっこが最優先で、次は、× と ÷ 」を、

思い出すことで、

計算順の決め方を選びます。

 

このように、

内面のリーダーにリードされて、

「計算順を決めるには・・・?」と考えて、

決め方を思い出して、

思い出したルールで

計算順を決めることを選ぶから、

計算順を決めることができます。

 

こうすることで、

① 左のかっこの中の - 、

② 右のかっこの中の - 、

③ かっこの外の ÷ と、

計算順を決めることができます。

 

 

続く計算を省略しますが、

内面のリーダーにリードされて、

「どうしようかな?」や、

「計算順を決めるには・・・?」を考えて、

これらの質問に答えることで、

自分がすることを選んでいます。

 

 

このような四則混合

 {\Large\frac{20}{7}}-2.8)÷(  {\Large\frac{5}{3}}-1.6)=  を、

計算して答えを出すことで、

子どもは、

漠然とですが、

自分が、自分自身をリードしていることに、

気付き始めるようです。

 

四則混合を教えるとき、

最初から、

計算する前に計算順を決めさせます。

 

いきなり計算させないようにします。

 

このチョットしたことで、

子どもは、

自分が、自分自身をリードしていることに

漠然とですが、気付き始めるようです。

 

(基本 {\normalsize {α}} -883)、(分数  {\normalsize {α}} -380)