子どもが、子ども自身をリードするリーダーは、こちらが、こちら自身をリードするリーダーのように、生まれながらに備わっています。筆算のたし算のこちら自身のリードの仕方を見せれば、子どもは盗み取って、同じように、自分自身をリードできます。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の 8 と 5 を、

上から下に見て、

8+5=13  と足して、

13 の 3 を、 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \:\:\:\:3\end{array} }} \\  と書いて、

13 の 1 を、

指を 1本伸ばして、

指に取ることで覚えます。

 

続いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \:\:\:\:3\end{array} }} \\  の 2 と 1 を、

上から下に見て、

2+1=3  と足して、

指に取っている 1 を、

3+1=4  と足して、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline\:\:43\end{array} }} \\  と書きます。

 

これだけのことを、

子どもが自力でできれば、

子どもは、

「自力で   {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  を計算できるようになった」と、

こちらは評価します。

 

 

自力でできるとは、

自分が、自分自身をリードすることです。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の 8 と 5 を、

上から下に見るように、

子どもが、

子ども自身をリードするから、

リードされた子ども自身は、

実際に、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の 8 と 5 を、

上から下に見ることができます。

 

子どもが、

子ども自身をリードできなければ、

自力で計算できるレベルではありません。

 

 

こうなっていることを理解しているこちらは、

子ども自身をリードするリーダーが、

すでに子どもの内面に備わっていることを、

ハッキリと認めています。

 

子ども自身をリードするリーダーは、

こちらが子どもに何かを教えた結果、

子どもの内面に

生まれるようなことではないのです。

 

人の子として生まれていますから、

生まれながらに

自分自身をリードするリーダーが

内面に備わっています。

 

こちらが子どもに何かを教えることで、

子どもに、

自分自身をリードするリーダーを

持たせるようなことではないのです。

 

 

目の前の子の内面に、

この子自身をリードするリーダーが、

すでに備わっているのですから、

そのリーダーに、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の答えを出すための

自分自身のリードの仕方を見せるだけで、

生まれながらに備わっている

子ども自身をリードするリーダーは、

自分自身のリードの仕方を、

盗み取ることができます。

 

こちらが、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の 8 と 5 を、

上から下に見ていることを、

子どもに伝えることができたら、

子ども自身をリードするリーダーは、

こちらのしていることを盗み取って、

同じようなことを、

自分自身にリードできるようになります。

 

確実でシンプルな伝え方が、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の 8 と 5 を、

上から下に、

ペン先で示すことです。

 

このような実況中継型の教え方は、

こちらが、

こちら自身をリードしていることを、

盗み取りやすいように見せています。

 

すると、

子ども自身をリードするリーダーは、

こちら自身のリードの仕方を見ることで、

同じように自分自身をリードできます。

 

このような能力を

すでに持っているリーダーです。

 

(基本 {\normalsize {α}} -891)、(+-  {\normalsize {α}} -475)