7+6=、9+3=、・・・のたし算を、一定の速いスピードで答えを出し続けることができれば、短期間で、たし算の感覚を持つことができます。

7+6=、9+3=、8+4=、・・・の

答えを出す感覚は、

答えを出す練習をすれば、

子どもは誰でも持つことができます。

 

しかも、

短期間で効率よく持つために、

望ましい練習の仕方が、

経験から、ある程度まで分かっています。

 

とてもシンプルなことです。

 

ある一定の速い計算スピードで、

答えを出すことだけです。

 

これさえできれば、

短期間で効率よくたし算の感覚を

持つことができます。

 

意識して持とうとしなくても、

一定の速いスピードで答えを出し続ければ、

自然に、たし算の感覚を持ってしまいます。

 

 

ただ、

こちらの手間は掛かります。

 

子どもが、自力で、

一定の速いスピードで答えを出し続けることは、

とても難しいことです。

 

集中が切れるからです。

 

ですから、

何回も、

一定の速いスピードで答えを出すことに、

戻す指導が必要になります。

 

 

しかも、

こちらは、

一定の速いスピードそのものを、

知らなければなりません。

 

どのくらいの速さのスピードなのかを、

こちらが知っていれば、

その速さのスピードになるまで、

子どもをリードすることができます。

 

そして、このようにして、

こちらにリードされて、

一定の速いスピードを体験することで、

子どもは、

「あぁなるほど」、

「この速いスピードで答えを出すのですね」と、

納得することができます。

 

 

一定の速いスピードを、

数値で、このくらいと示すことができたとしても、

あまり役には立ちません。

 

子どもが、

たし算を計算しているとき、

速度計がありませんから、

自分の計算スピードを知りようがないのです。

 

こちらが子どもをリードしているときも、

速度計がありませんから、

子どもに体験させている計算スピードを、

実際には、知りようがありません。

 

曖昧な言い方ですが、

たし算の感覚をつかんだ子が、

つかむ手前あたりで、

保っていた計算スピードです。

 

経験上のデータですが、

ほとんど個人差がないのです。

 

どの子も、

同じような速いスピードで答えを出し続ければ、

自然と、

たし算の感覚を持ってしまいます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -939)、(+-  {\normalsize {α}} -505)