=4
と、書いた子です。
分数の棒 が、抜けています。
4 ではなくて、
4 と書くだけのことです。
さて、
4 は、間違いでしょうか?
算数の計算の捉え方として、
表現としての書き方と、
計算としての操作に分けることがお勧めです。
このように分けて考えれば、
この子の =4
は、
計算としての操作は、
22÷5=4・・・2 としていますから、
正しくできています。
表現としての書き方が、
4 ではなくて、
4 ですから、
分数の棒 が、抜けています。
ただ、
分数の棒 が、抜けているだけです。
お勧めの解釈の仕方は、
「書いている」です。
分数の棒 を、
書いていないのではなくて、
「書いている」と解釈します。
この子は、
=4
と、
書いたのですから、
「書いている」は、
事実を曲げています。
でもそれは、
「今」を考えるからです。
この子に何かを教えるのは、
「今」教えていますが、
教え終わった近未来には、
=4
と、
書く子になっています。
ですから、
教えるということは、
「今」を見ていますが、
「今」を見ないのです。
「近未来」を、
常に見るのです。
今は、
=4
です。
近未来に、
=4
です。
そして、
教えるこちらは、
「今」ではなくて、
常に、
「近未来」を見ています。
屁理屈ではありません。
「今」のために教えていませんから、
この子は、
「書いている」です。
(基本 -986)、(分数
-421)