の繰り下がり計算に、
「嫌だなぁ」と感じているようです。
「分からない」と、
甘えるように聞きます。
さて、
算数の計算問題に感じる「嫌だ」は、
答えをスラスラ出すことができないために、
自然に持ってしまう気持ちです。
このように単純な仕組みですから、
答えをスラスラ出せるように
こちらのリードで育ててしまえば、
「嫌だ」の気持ちは、
自然に消えてしまいます。
「どうしたの?」、
「できるでしょう・・・」、
「じきに慣れるから・・・」のように、
この子が感じている「嫌だ」の気持ちを、
直接に入れ替えようとしません。
答えを楽に出せるようにしてしまえば、
「嫌だ」を感じようにも、
感じることができなくなるからです。
これだけ単純な仕組みです。
ですから、
「分からない」と聞かれて、
即、
の答えの出し方を見せます。
「1-3=、できない」、
「11-3=8」、
「ここ」とリードして、
と書かせてしまいます。
続いて、
「1 減って、2」、
「ここ」とリードして、
と書かせてしまいます。
次の問題 も、
次の問題 も、
次の問題 も、
同じようにリードして、
答えを書かせてしまいます。
このようなリードで、
3~4問の繰り下がり計算を
スラスラ計算することを体験させます。
不思議と、
こちらがリードしている間、
子どもの心から、
「嫌だ」の気持ちが消えてしまいます。
子どもにしたら、
驚きの体験です。
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