の「3けた×2けた」を、
自力で計算して、
と、答えを書く子です。
同じ「3けた×2けた」の を、
この子が聞きます。
このような時、
「できるはず・・・」は、ネガティブです。
「答えを出したい気持ちが強い」は、
ポジティブです。
どちらになるのかは、
こちらの選び方で決まります。
つまり、
どちらを選ぶのかに、
この子のしたことは、
まったく関係がありません。
100%、
こちら次第なのです。
冷静に考えると納得できるのに、
不思議と、
ネガティブな「できるはず・・・」を、
選ぶも、選ばないもなくて、
そういうものだと決めている方が
驚くほど多いのです。
こうなってしまう理由の代表は、
「計算の仕方を理解できていれば、
自力で答えを出せるはず」を、
無意識に認めて、
受け入れていることでしょう。
ですから、
のような「3けた×2けた」の
計算の仕方を、
この子は理解できているのですから、
の答えを、
自力で出せるはずなのです。
目の前の子は、
自力で答えを出せなくて、
聞いているのに、
目の前の事実よりも、
こちらが受け入れている仮説、
「理解できていれば、計算できる」を盾にして、
この子が聞いたことを、
「できるはずなのに・・・」と、
ネガティブに解釈してしまいます。
「理解できていれば、計算できる」はずの
目の前の子は、
計算できなくて聞いていますから、
仮説:「理解できていれば、計算できる」を疑い、
計算の仕方を理解することと、
自力で答えを出すことは、
かなり違う学びであるらしいと、
考えることが自然でしょう。
(基本 -1034)、(×÷ -190)