と書いて、
「×」が付いています。
子どもが、
自力でできる訂正の仕方は、
計算し直すことです。
ただし、
計算し直して、
ミスしているところを書き換えるまで、
自分が書いた答え 224 を、
正しいと認める
曖昧な受け止め方をしなければなりません。
から、
自分が書いた答え 224 を消して、
にしてからの
計算し直しではありません。
と、
「×」の付いた答えを残したままの
計算し直しです。
「×」が付いていますから、
消してしまいたいのです。
でも、
3けたのたし算ですから、
2回以上のたし算の答えが書いてあります。
2回以上のたし算の答えが
すべて間違えているようなことは
ほとんど起こりません。
1~2カ所だけが、
チョットした間違いなのです。
この 1~2カ所の
チョットした間違いを、
正しい答えに書き換えれば、
「×」が、
「〇」に変わります。
自分が書いた答え 224 を、
1~2カ所の間違いを含んでいるけれど
間違い以外は正しいと受け入れて、
そして、計算し直します。
このような「計算し直し」を、
言葉で説明して、
理解させて、
子どもが自力でできるようにすることは、
難しくて、
できることではないでしょう。
確実に、
子どもに伝えることが可能なことは、
自分が書いた答え 224 を、
消さずに 残して、
そして、
計算し直すことで、
自分が書いた答え 224 と
見比べるやり方です。
このようなことを教えれば、
1~2カ所の間違いを探し出して、
正しい答えに書き直すような
「計算し直し」を体験させることができます。
以下のような実例が、
お勧めの教え方です。
の一の位の 6 と 8 を示して、
「6+8=14」、
この子の答えの一の位の 4 を示して、
「合っている」と言ってから、
「指、1」です。
途中を省略して、
の百の位の 3 と 8 を示して、
「3+8=11」、
この子が指に取った 1 を触って、
「1 増えて、12」、
この子の答えの百の位の 2 を示して、
「合っている」と言ってから、
その左隣(千の位)の余白を示して、
「ここ、1」です。
こうして 1カ所の間違いを探し出して、
正しい答えに書き直します。
(基本 -1037)、(+- -551)