7-(8-3)= のような四則混合は、
まず計算順を決めます。
計算順を決めるから、
計算することができます。
計算順を決めなければ、
どこから計算するのかが分からないために
計算することができません。
ですから、
計算するために、
計算順を決めます。
7-(8-3)= の計算順を
計算する前に決めることができて、
① かっこの中の - 、
② かっこの前の - の順です。
このように、
計算する前に、
計算順を決めた後であれば、
計算することができます。
計算します。
最初は、
かっこの中の - ですから、
8-3= です。
計算して、
8-3=5 です。
これで、
7-(8-3)= の一部分の
かっこの中の 8-3= を計算して、
5 に変えています。
すると、
7-(8-3)= は、
7-5= に変わります。
実はこれは、
7-(8-3)= の計算順の
2番目の「かっこの前の - 」の計算です。
このように、
1番目の計算を行うと、
1番目の計算の式自体が、
1つの数字に変わりますから、
2番目の計算が姿を現して、
計算することができます。
ですから、
2番目の計算 7-5= を
計算します。
計算すると、
7-5=2 です。
この答え 2 は、
7-(8-3)= の計算順の
2番目の計算の答えです。
しかも、
7-(8-3)= の四則混合は、
計算が 2回の式です。
そして、
2番目の計算の答えが、
2 ですから、
この 2 が、
四則混合 7-(8-3)= の答えになります。
7-(8-3)=2 です。
このようにして、
四則混合の計算を行いますから、
計算する前に
計算順を決める力が重要です。
重要ですから、
計算する前に計算順を決めることだけを
子どもに繰り返し
取り立てて行わせます。
こうするだけで、
子どもは、
計算する前に計算順を決める力の
重要性を知り、
そして、
計算順を決める力を習得して、
四則混合を計算できるようになります。
(基本 -1104)、(分数 -454)