1 を足すたし算 +1 は、「いち、に、さん、し、ご、・・・」と、順に唱える数唱の、次の数とすれば自然です。さて、2 を足すたし算 +2 は、数唱でも答えを出せます。自然ではありません。

1 を足す  +1  のたし算は、

数唱の次の数が自然です。

 

5+1=  を、

1 を足すたし算としないで、

数唱の 5 の次の 6 とするだけのことです。

 

 

何かの対象を、

5個と、1個にして、

合わせていくつとできます。

 

あるいは、

何かの列を、

前から数えて 5番目と、

その 1つ後ろの順番とできます。

 

どちらにしても、

5+1=  です。

 

 

でも、

個数や、

順番よりも、

数唱の次の数とした方が、

子どもは自然に受け入れます。

 

そして、

すぐに計算できるようになります。

 

 

さて、

2 を足す  +2  のたし算は、

+1  が、

数唱の次の数に

自然に結びつくように、

数唱の 2つ後に、

自然に結びつかないのです。

 

+2  のたし算から、

個数の合計でも、

順番の合計でも、

数唱の 2つ後でも、

不自然さを、

子どもは感じるようです。

 

ですから、

+2  から、

教え方を慎重に選ぶことになります。

 

 

このブログでご紹介している方法は、

+2  のたし算を

数唱の 2つ後にしています。

 

シンプルな理由です。

 

「いち、に、さん、し、ご、・・・」と

順に唱える数唱は、

幼児が好きで、

すぐに覚えるからです。

 

しかも、

+1  の力を利用していると、

あるいは、

+1  の延長上の計算と、

子どもは感じるからです。

 

 

このように、

+2  を、

数唱の 2つ後とすれば、

+3  を、数唱の 3つ後、

+4  を、数唱の 4つ後、

・・・・・・と、

こうすることが自然です。

 

+2  を、

数唱の 2つ後にすると

選択したからです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1159)、(+-  {\normalsize {α}} -625)