小数点の付いた筆算のかけ算です。
例えば、
は、
に、
小数点が付いただけです。
さて、
の計算は、
その一部分の を
先に計算します。
4×8=32 の 2 を書いて、
3 を覚えて、
4×3=12 に、3 を足して、
12+3=15 にして、書きます。
です。
続いて、
の一部分の
を計算します。
5×8=40 の 0 を書いて、
4 を覚えて、
5×3=15 に、4を足して、
15+4=19 にして、書きます。
です。
それから、
2つのかけ算の答えを足します。
です。
この子は、
このようなかけ算をスラスラとできます。
だから、
を計算できないこの子に、
0.38 の一部分の 0. と、
0.54 の一部分の 0. を、
何も言わないで、
ペン先で隠します。
こうすると、
だけが見えます。
であれば、
見慣れた計算問題で、
スラスラ計算できる子ですから、
すぐに、
と計算できるはずです。
そして、
この子が、
と計算したら、
答え 2052 の右端に、
「ここ、小数点」と言って、
2052. と、
小数点 . を書かせて、
左に 4つ動かして、
0.2052 とします。
このように、
の答えの出し方は、
2段階です。
最初に、
小数点を無視して、
の答えを出します。
それから、
の答え 2052 に、
0.2052 のように、
小数点を付けます。
(基本 -1169)、(×÷ -210)