四則混合の問題の式が、
(3-2.8× )÷= のように、
見た目が複雑になっても、
2つのパターンの流れで、
答えを出すことができます。
実際に、
2つのパターンの流れで、
計算して、
答えを出します。
まず、
① 計算する前に、計算順を決めます。
やってみます。
(3-2.8× )÷= の計算順は、
1番目、かっこの中の × です。
2番目、かっこの中の - です。
そして、
3番目、かっこの外の ÷ です。
次に、
② 計算順に従って、
一つ一つの計算を、
分数のそれぞれの計算パターンを利用して
計算します。
1番目の計算 2.8× からです。
計算パターンを利用して、
小数 2.8 を分数に書き換えて、
別の計算パターンを利用して、
帯分数を仮分数に書き換えて、
それから、
さらに別の計算パターンを利用して
掛けます。
計算します。
小数 2.8 は、
分母を 10 にして、
2.8=2 です。
2 で約分します。
2=2 です。
これで、
2.8× が、
2× と、
分数だけに書き換わります。
続いて、
帯分数 2 を、
仮分数に書き換えます。
計算パターンを利用して
2×5+4=14 から、
2= です。
こうして、
2× =× と
帯分数のないかけ算の式に
書き換わります。
次は、
分数のかけ算の計算パターンを利用して、
まず、
掛ける前に約分してから、
掛けます。
約分してから、掛けると、
×=×= です。
この答え を、
計算パターンを利用して
帯分数に書き換えると、
1 です。
ここまでで、
1番目の計算 2.8× の答えが、
1 と出ます。
続いて、
2番目の計算は、
(3-2.8× )÷= の
かっこの中の - です。
1番目の計算の答えが、
1 を利用すれば、
2番目の計算は、3-1 です。
このひき算は、
分数のひき算の計算パターンを利用して
まず通分します。
共通分母は、
計算パターンを利用して
大きい方の分母 15 を、
小さい方の分母 5 で割り、
15÷5=3 ですから、
割り切れます。
このことから、
3-1 を、
分母 15 で通分します。
計算パターンを利用して、
通分します。
3-1=
3-1= となります。
計算パターンを利用して、
分母がそろった後は、
分子同士のひき算です。
2-3 は、
引くことができませんから、
計算パターンを利用して、
引くことができるように工夫します。
3-1=
2-1= と、
引くことのできるひき算に変わります。
計算すると、
2-1=1 です。
この 1 は、
2番目の計算の答えです。
それから、
3番目の計算です。
1番目と、2番目の計算が終わり、
(3-2.8× ) が、
1 に替わりますから、
3番目の計算は、
1÷= です。
わり算の計算パターンを利用して、
帯分数 1 を、
仮分数 に書き換えてから、
÷ の右の を、
に書き換えて、
÷ を、× に書き換えると、
1÷=
×= です。
かけ算の計算パターンを利用して、
掛ける前に、約分してから、
掛けます。
×=
×= です。
仮分数を帯分数に書き換える
計算パターンを利用して、
58÷27=2・・・4 から、
=2 です。
① 計算する前に、計算順を決めます。
② 計算順に従って、
一つ一つの計算を、
分数のそれぞれの計算パターンを利用して
計算します。
この 2つのパターンを
利用して答えを出しています。
(基本 -1191)、(分数 -482)