数唱を唱えられるようになり、
数字を読むことができるようになり、
数字を書くことができるようになった子が、
初めてのたし算 3+1= を見ます。
子どもの目に見える 3 を、
「さん」と読むことができます。
1 を、
「いち」と読むことができます。
+ や、
= は、
初めてです。
でも、
3+1= の 3 や、1 を
読むこともできれば、
書くこともできるので、
何となくですが、
親しみを感じるのです。
「何なのだろうか?」と、
親しみを持てるのです。
こう思っている子に、
3+1= の 3 を示して、
「さん」と言って、
1 を示して、
「し」と言って、
= の右を示して、
「ここ、し(4)」と言います。
3+1= に、
とても強い親近感がありますから、
このような実況中継型リードを見れば、
子どもは素直に、
3+1=4 と書いてしまいます。
そして、
親近感が強くなります。
続いて、
5+1=、8+1=、4+1=、・・・に、
こちらが見せる実況中継型リードを、
精一杯に夢中になる真剣さで、
集中して見て、聞いて、
5+1=6、
8+1=9、
4+1=5、
・・・・・・と、書いていくことで、
とても自然に、子ども自身、
同じようなことを
まねできるようになります。
これが、
自然な教え方です。
(基本 -1563)、(+- -869)