連立方程式を解く流れと同じことを、係数の行列だけを見て、行うことができます。このような体験をこちらがしていれば、子どもを指導するとき、余裕を持てます。

連立方程式  {\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}3x-2y=6\\x+2y=2\end{array}\right.\end{eqnarray}}    の未知数は、

x と、y の 2つです。

 

未知数 x と、y の前に付いている係数を

連立方程式  {\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}3x-2y=6\\x+2y=2\end{array}\right.\end{eqnarray}}    と同じ配置で

\begin{matrix}3\:\:\:\:\:\:\,-2\\1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:2\end{matrix}  だけをイメージして頭の中に見れば、

行列になります。

 

 

未知数が 1つ増えて、3つになれば、

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}x+2y-z=12\\2x+y-4z=8\\4x-y+3z=26\end{array}\right.\end{eqnarray}}   のような連立方程式です。

 

未知数の前に付いている係数を、

連立方程式と同じ配置で、

イメージして頭の中に見れば、

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-4\\4\:\:\:\:\:\:\:\:-1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:3\end{matrix}   です。

 

 

\begin{matrix}3\:\:\:\:\:\:\,-2\\1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:2\end{matrix}  は、

上下も、左右も、2つずつ並んでいます。

 

\begin{matrix}1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-1\\2\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:-4\\4\:\:\:\:\:\:\:\:-1\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:\:3\end{matrix}   は、

上下も、左右も、3つずつ並んでいます。

 

 

こうなると数学は、

このような数字の並びを

広げ始めます。

 

上下も、左右も、4つずつ並べることや、

上下も、左右も、5つずつ並べることや、

上下も、左右も、6つずつ並べることや、

上下も、左右も、7つずつ並べることや、

・・・・・・。

 

 

さて、

未知数の前に付いている係数を

連立方程式と同じ配置で見たのが、

係数の行列です。

 

それぞれ、

元になる連立方程式があります。

 

未知数が、

4つや、

5つや、

6つや、

7つや、

・・・・・・の連立方程式です。

 

 

しかも、

連立方程式を解くことと同じことを

係数の行列で

行うことができます。

 

このあたりまでの数学のさわりだけでも

知っていて、

係数の行列を

アレコレと操作して、

連立方程式を解く体験を

こちらがしていると、

子どもを指導するときに

こちらに余裕が出ます。

 

こちらに余裕があれば、

連立方程式  {\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}3x-2y=6\\x+2y=2\end{array}\right.\end{eqnarray}}    を解く前に、

「何を、消す?」と、

「どうする?」の 2つの質問を、

子どもに聞き続けることで、

子どもが、閾値型の変化で、

ある時から、

係数の並び    を見るようになったことを、

察知できます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1592)、(分数  {\normalsize {α}} -622)