筆算のたし算 20問を、
3分で解き終わる速いスピードの計算を、
実況中継型リードで見せて、
子どもに教えます。
3分は、180秒です。
180秒で、20問を解き終わるスピードですから、
単純に、わり算で計算すれば、
1問当たりの時間は、
180÷20=9秒です。
の 7 と 6 を見て、
7+6=13 と計算して、
と書いて、
1 を覚えて、
2+1=3 と計算して、
覚えている 1 を、
3+1=4 と足して、
と書き終わるまでが、
9秒の速いスピードの計算です。
速いスピードの計算を見た子が、
まねして、
計算したときのスピードが、
その子の体験になります。
モタモタとしたスピードであろうが、
スラスラとしたスピードであろうが、
テキパキとしたスピードであろうが、
素早いスピードであろうが、
その子が体験したスピードです。
そしてこのスピードが、
この子の今の体験知になっています。
つまり子どもは、
自分が持っている体験知としてのスピードで、
を計算して、
と書き終わります。
ですから、
この子の計算のスピードを速くするには、
体験知としてのスピードを、
もっと言えば、
体験知自体を入れ替えます。
(基本 -1597)、(+- -890)