実況中継型リードを見せる教え方は、教える目的が変わっても、同じように一定にします。子どもの状態に合わせていないからです。ゴールの育った後の計算を、実況中継型リードで見せているからです。

教える目的を、

次の ①~⑤ とします。

 

① 自力で数えて答えを出せること。

② 数え間違えの答えを正す疑似体験。

③ 切れている集中を戻す疑似体験。

④ 数えるスピードを速める疑似体験。

⑤ 次の問題に移るスピードを速める疑似体験。

 

 

それぞれの目的ごとの

こちらが観る子どもの変化です。

 

①① 数えて答えを出すことをつかんだらしい。

②② こちらが出した正しい答えを、

間違えた答えを消して書き直すことで、

数え間違えたことを知り、

正しい回数を疑似体験。

 

③③ 実況中継型リードを、

後追いから、

ほぼ同時を経て、

追い越すことで、

切れている集中が戻る疑似体験。

 

④④ と、

⑤⑤ は、

ほぼ ③③ と同じ。

 

疑似体験の内容が、

④④ は、速いスピードで数えることで、

⑤⑤ は、速いスピードで次の計算に移ること。

 

 

このように、

目的 ① に対して、

子どもの変化の ①① を見るようにしますが、

こちらが、子どもに見せる

実況中継型リードは、

5+4=  の 5 を示して、

「ご」と言って、

4 を示して、

「ろく、しち、はち、く」と言って、

= の右の余白を示して、

「ここ、く(9)」と言うような内容です。

 

そして、

目的が、②~⑤ に変わっても、

こちらが、子どもに見せる

実況中継型リードは、

目的が、① のときと

まったく同じないようにします。

 

 

こうすると、

子どもは、

目的と、

自分が期待されている変化の組は違うけれど、

まったく同じ実況中継型リードを

見て学ぶことになります。

 

入り口と

出口が違うだけで、

中は同じなのですから、

自分の育て方自体を

何となく学べることになります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1606)、(+-  {\normalsize {α}} -897)