暗算のたし算の発達プロセスの途中の
さまざまな壁は、
大げさに言えば、試練です。
子どもの算数や数学の計算力が育つために、
子どもの前に立ちはだかる壁です。
計算力が育つための壁なのですから、
子ども自身が、人として成長するための
試練でもあるのです。
忍耐のような自制する力を育てることや、
学ぶ力を育てることになるのですから、
人として成長するための試練なのです。
代表的な壁は、
4カ所です。
1番目は、
数唱と数字を読み・書く力を、
たし算 9+3= の答え 12 を、
9 から、10、11、12 と 3回数えて出す
計算の仕方をつかむことです。
2番目は、
9+3= を見たら、答え 12 が、
出てしまう感覚をつかむことです。
3番目は、
筆算 の繰り上がりのたし算:
18+5= を、スッと出す力をつかむことです。
4番目は、
分数のたし算 += の
分子同士のたし算 18+5= を、
スッと行う力をつかむことです。
これらの壁は、
子どもの今の
自制する力や
学ぶ力に対応するように、
大きくなったり小さくなったりします。
壁が、大きかろうと、
小さかろうと、
乗り越えることで、
自制する力や、
学ぶ力も育ちます。
(基本 -1639)、(+- -917)
(×÷ -273)、(分数 -637)