暗算のたし算が、子どもの前に立ちはだかる壁になります。算数の計算の並びの中に、代表的な壁が、4カ所あります。

暗算のたし算の発達プロセスの途中の

さまざまな壁は、

大げさに言えば、試練です。

 

子どもの算数や数学の計算力が育つために、

子どもの前に立ちはだかる壁です。

 

計算力が育つための壁なのですから、

子ども自身が、人として成長するための

試練でもあるのです。

 

忍耐のような自制する力を育てることや、

学ぶ力を育てることになるのですから、

人として成長するための試練なのです。

 

 

代表的な壁は、

4カ所です。

 

1番目は、

数唱と数字を読み・書く力を、

たし算  9+3=  の答え 12 を、

9 から、10、11、12 と 3回数えて出す

計算の仕方をつかむことです。

 

2番目は、

9+3=  を見たら、答え 12 が、

出てしまう感覚をつかむことです。

 

3番目は、

筆算  {\normalsize{\begin{array}{rr} 26 \\\:\times\:\:\: 9 \\ \hline \end{array}}}\\  の繰り上がりのたし算:

18+5=  を、スッと出す力をつかむことです。

 

4番目は、

分数のたし算   {\Large\frac{18}{29}} {\Large\frac{5}{29}}=  の

分子同士のたし算  18+5=  を、

スッと行う力をつかむことです。

 

 

これらの壁は、

子どもの今の

自制する力や

学ぶ力に対応するように、

大きくなったり小さくなったりします。

 

壁が、大きかろうと、

小さかろうと、

乗り越えることで、

自制する力や、

学ぶ力も育ちます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1639)、(+-  {\normalsize {α}} -917)

(×÷  {\normalsize {α}} -273)、(分数  {\normalsize {α}} -637)