「分からない」と、丸投げのような聞き方をされたら、子どもの内面のリーダーを育てる貴重なチャンスです。答えの出し方を工夫することで、チャンスを活かすべきです。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:100 \\ - \: \:\:\:\:\:\:2 \\ \hline \end{array} }} \\  の計算問題を、

「分からない」と聞く子です。

 

とても貴重なチャンスです。

 

 

「分からない」を、

こちらの推測で補足します。

 

「このひき算が、分からない」でしょう。

 

さらに踏み込んで、

「自力で答えを出すことができません」、

「答えの出し方を教えください」でしょう。

 

ですから、

めったに訪れないチャンスなのです。

 

 

この子は、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:832 \\ - \: 356 \\ \hline \end{array} }} \\  のようなひき算であれば、

自力で答えを出すことができます。

 

筆算のひき算の

上の数も

下の数も、3けたであれば、

自力で答えを出すことができます。

 

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:100 \\ - \: \:\:\:\:\:\:2 \\ \hline \end{array} }} \\  を落ち着いて見れば、

下の数が、1けたで、

十の位と、百の位が欠けているだけです。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:100 \\ - \: \:\:\:\:\:\:2 \\ \hline \end{array} }} \\  は、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:832 \\ - \: 356 \\ \hline \end{array} }} \\  と同じように、

右の一の位から、

順に計算するだけのことなのです。

 

 

それなのに、

「分からない」と聞きますから、

この子の内面の

この子をリードするリーダーのレベルが、

「分からない」と聞くレベルなのです。

 

「計算が、分からないらしい」、

「ではすぐに、教えよう」としてしまったら、

めったに訪れないチャンス、

この子の内面のリーダーのレベルを知って、

そして、育てるチャンスを無駄にします。

 

この内面のリーダーのレベルが、

「分からない」と、

丸投げのような聞き方をするレベルと、

知ることができたことを大いに利用して、

この子の内面のリーダーを

育てるようにすべきです。

 

内面のリーダーを育てるチャンスと、

理解して、

チャンスを活かすべきです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1647)、(+-  {\normalsize {α}} -922)