「いち、に、さん、し、・・・」と唱える数唱を、
幼児に、
繰り返し聞かせれば、
まねして、
自力で唱えるようになります。
聞かせるのは、
「いち、に、さん、し、・・・」から、
「・・・、ひゃくじゅうく、ひゃくにじゅう」までです。
始めから、
120 まで聞かせると、
長いので、
30 位までにします。
幼児が、
まねして、
30 まで唱えられるようになったら、
70 位まで増やして、
そして、
120 まで増やすようにします。
こちらは、
まねして、
同じように唱えることが、
できるようになった部分だけを気にします。
まねできるようになった部分は、
まだ、
まねできない部分も、
じきに、
まねできるようになることを、
保証しています。
ですから、
まねできるようになった部分だけを気にします。
じつは、
まねできない部分を気にすることは、
子どもの過去を気にすることです。
「いち、に、さん、し、・・・」と唱える数唱を、
聞き始めた頃の幼児を、
つまり、
過去の幼児を見たままになります。
まねできない部分は、
数唱をまったくできなかった頃の
名残なのです。
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