主体性の率先力や、
何をどのようにするのかを決めることや、
することや、やり方を選ぶことは、
生まれながらに授かっているのですが、
ほとんどの子は、
授かっていること自体に
まったく気付いていません。
気付いていないことですから、
育てようとしていませんので、
生まれたままのレベルになっています。
算数の計算の教え方を工夫すれば、
気付いていないだけの
生まれながらに備わっている力を、
刺激することができます。
その一つの方法が、
実況中継型リードを見せるだけの教え方です。
例えば、
3+1= の答えの出し方の
次のような実況中継型リードです。
子どもの真後ろから、
子どもの肩越しに、
3+1= の 3 を示して、
子どもの頭の後ろの方から、
早口で区切ってしまうような言い方で、
「さん」と言って、
1 を示して、
「し」と言って、
= の右を示して、
「ここ、し(4)」と言います。
子どもは、
「えっ、何?」となります。
が、
数字 4 を書くことができますから、
3+1=4 と書いてしまいます。
主体性の率先力が、
刺激されるからです。
同じような実況中継型リードを、
5問、10問と見ることで、
その都度、答えを書くことで、
自ら、答えの出し方を読み解きます。
何をどのようにするのかを決めることや、
することや、やり方を選ぶことが、
刺激され続けるからです。
(基本 -1654)、(+- -927)