「3けた-3けた」の筆算のひき算の答えの出し方は、少しの違いがあるだけで、大筋は同じです。曖昧なことですが、このようなことを、つかむことができます。

「何から何までまったく同じ」ではなくて、

違いがありながらも、

「同じような」計算が繰り返されます

 

例えば、

筆算のひき算   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:403 \\ - \: 158 \\ \hline \end{array} }} \\  の答えの出し方です。

 

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:403 \\ - \: 158 \\ \hline \end{array} }} \\  の 3 と 8 を見て、

3-8=  は、引けないので、

13-8=5  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:403 \\ -\: 158\\ \hline \:\:\:\:5\end{array} }} \\  と書いて、

0 を、1 減らしたくて、

0-1=  としても、引けないので、

10-1=9  と引いて、

真下の 5 とで、

9-5=4  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:403 \\ -\: 158\\ \hline \:\:45\end{array} }} \\  と書いて、

4 を、1 を減らして、3 にして、

真下の 1 とで、

3-1=2  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:403 \\ -\: 158\\ \hline 245\end{array} }} \\  と書きます。

 

 

あるいは、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:800 \\ - \: 516 \\ \hline \end{array} }} \\  でしたら、

0 と 6 を見て、

0-6=  は、引けないので、

10-6=4  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:800 \\ -\: 516\\ \hline \:\:\:\:4\end{array} }} \\  と書いて、

0 を、1 減らしたくて、

0-1=  としても、引けないので、

10-1=9  と引いて、

真下の 1 とで、

9-1=8  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:800 \\ -\: 516\\ \hline \:\:84\end{array} }} \\  と書いて、

8 を、1 減らして、7 にして、

真下の 5 とで、

7-5=2  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:800 \\ -\: 516\\ \hline 284\end{array} }} \\  と書きます。

 

 

さらには、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:857 \\ - \: 634 \\ \hline \end{array} }} \\  でしたら、

7 と 4 を見て、

7-4=3  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:857 \\ -\: 634\\ \hline \:\:\:\:3\end{array} }} \\  と書いて、

5 と 3 を見て、

5-3=2  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:857 \\ -\: 634\\ \hline \:\:23\end{array} }} \\  と書いて、

8 と 6 を見て、

8-6=2  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:857 \\ -\: 634\\ \hline 223\end{array} }} \\  と書きます。

 

 

そして、

繰り下がりのあるときと、

ないときとの少しの違いがあるものの

大筋で同じような答えの出し方をつかみます。

 

「引けない」として、

「 1 を付ける」のか、

そのまま引くのかくらいの違いです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1658)、(+-  {\normalsize {α}} -929)