の答えの出し方を、
左の十の位から足す子は、
筆算のたし算を習うとき、
何かの事情で、
右の一の位から足すことを
習うことができなかった子です。
算数が好きで、
力のある子ですから、
右の一の位から足すことを習えなくても、
左の十の位から足すことを、
自力で、生み出しています。
この子に、
の答えを、
右の一の位から足すように
教えようとするのでしたら、
こちらに、かなりの覚悟が必要です。
自力で、
左の十の位から足す方法を生み出すだけの
高い力があって、
算数が好きですから、
こちらが、かなりの覚悟を持って、
真正面から教えれば、
初め、かなり強く抵抗されますが、
本気さが伝わることで、
受け入れてくれます。
この子に、
「あなたのためです」くらいの気持ちでは、
通じません。
「何が何でも、
右の一の位から足す方法を、
どうしても体験してもらいます」、
「あなたが、自力で、
右の一の位から足すことが、
できるようになるまで、
こちらは、諦めません」、
「右の一の位から足すことも
体験知を元に、できるようになった後、
自分の好きな方から足してかまいません」、
このようなかなりの覚悟で教えれば、
受け入れてもらえます。
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