「2けた+2けた」の筆算のたし算を、左の十の位から計算する子です。右の一の位から足すことを、自力で使えるまで、教えることはできます。こちらが、諦めない覚悟を持つだけです。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の答えの出し方を、

左の十の位から足す子は、

筆算のたし算を習うとき、

何かの事情で、

右の一の位から足すことを

習うことができなかった子です。

 

算数が好きで、

力のある子ですから、

右の一の位から足すことを習えなくても、

左の十の位から足すことを、

自力で、生み出しています。

 

 

この子に、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 28 \\ +\: 15 \\ \hline \end{array} }} \\  の答えを、

右の一の位から足すように

教えようとするのでしたら、

こちらに、かなりの覚悟が必要です。

 

自力で、

左の十の位から足す方法を生み出すだけの

高い力があって、

算数が好きですから、

こちらが、かなりの覚悟を持って、

真正面から教えれば、

初め、かなり強く抵抗されますが、

本気さが伝わることで、

受け入れてくれます。

 

 

この子に、

「あなたのためです」くらいの気持ちでは、

通じません。

 

「何が何でも、

右の一の位から足す方法を、

どうしても体験してもらいます」、

「あなたが、自力で、

右の一の位から足すことが、

できるようになるまで、

こちらは、諦めません」、

「右の一の位から足すことも

体験知を元に、できるようになった後、

自分の好きな方から足してかまいません」、

このようなかなりの覚悟で教えれば、

受け入れてもらえます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1659)、(+-  {\normalsize {α}} -930)