8+4= の答えの出し方を、実況中継型リードを見せて教えているこちら自身を、アレコレと観察します。そして、観察できたことを記録します。すると、観察できる内容が、自然に増えていきます。

8+4=  の 8 を示して、

「はち」と言って、

4 を示して、

「く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と言って、

= の右の余白を示して、

「ここ、じゅうに(12)」と言って、

子どもが、8+4=12  と書いたら、

次のたし算を

同じような実況中継型リードで指導します。

 

目の前の子どものアレコレを、

どうしても見て、

しかも、

できないことや悪さを見てしまいますが、

お勧めは、

こちら自身のアレコレを観察することです。

 

 

実況中継型リードを見せているこちら自身の

アレコレを観察するのですが、

どこから、どのようにするのか、

迷うはずです。

 

でも、

迷わなくていいのです。

 

どこから、どのように観察しても、

構わないのです。

 

そして、

自分が観察できたことを、

必ず、記録します。

 

 

実況中継型リードを見せるときは、

見せているこちら自身を、

毎回、観察します。

 

そして、

毎回、観察できたことを記録します。

 

こうするだけで、

自然に、観察する内容が、

確実に増えていきます。

 

 

自分が、

話しているセリフを、

聞いて、観察できたら、

セリフを記録します。

 

動作のスピードを観察できたら、

曖昧な書き方になるでしょうけれど、

記録します。

 

指し示すペン先の位置や向きを

観察できたのでしたら、

それを記録します。

 

こうしていくだけで、

多くのことを観察できるようになります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1669)、(+-  {\normalsize {α}} -936)