(-3)-5= の 3 と 5 を示して、
3+5=8 と言って、
= の右の余白を示して、
「マイナス」と言って、
子どもが、
(-3)-5=- と、- を書いたら、
「はち(8)」と言います。
子どもは素直に、
この実況中継型リードの流れから、
(-3)-5=-8 と書きます。
ここまで、
こちらからの説明を、そぎ落としてしまうと、
子どもは、自然に自動的に、
まねして、
自力で、答えを出せることに、
気持ちを集中させます。
もちろん、
この 1問の実況中継型リードを、
見ただけでは、
計算できるようにならないでしょう。
(-4)-2= や、
(-2)-11= や、
(-13)-6= と、
「そうか、分かった」と、
まねできるようになるまで、
繰り返し
同じような実況中継型リードを見ます。
同じようにまねするために、
実況中継型リードを繰り返し見るとき、
子どもは、
アレコレとさまざまなことを
考えるとはなく
考えるようです。
じつは、
このアレコレとさまざまなことの中に、
このような計算のモデルになる
アイデアが潜んでいます。
同じようにまねすることに、
焦点を絞っていますから、
計算のモデルのアイデアを思い付いても、
まねすることに役立ちませんから、
少しも気にしません。
頭の片隅に、
そのまま残ります。
このように放置された
計算のモデルのアイデアは、
(-3)-5= や、
(-4)-2= や、
(-2)-11= や、
(-13)-6= の答えを
楽にスラスラと
出せるようになったとき、
何かの弾みで、
思い出すとはなく、
思い出すようです。
そのとき、
「そうか、こういうことらしい・・・」と
少し発展します。
(基本 -1680)、(分数
-646)