小数 13.56 に、小数 2.237 を足す筆算形式の式を書くことだけを教えます。そして、まねして、自力で書けるようにします。

小数 13.56 に、

小数 2.237 を足すたし算を、

筆算に書いて計算します。

 

筆算   {\normalsize { \begin{array}{rr} \,\,13.56\:\:\:\, \\ +\:\:\: 2.237\\ \hline \end{array} }} \\  に書くことから、

こちらは、子どもに教えます。

 

お勧めの教え方が、

こちらがやって見せて、

書くことを子どもに分担させる

実況中継型リードを見せることです。

 

自動的に、自然に、

実況中継型リードを見ている子の頭が、

活発に、

アレコレと考えるからです。

 

 

小数 13.56 に、

小数 2.237 を足すのですから、

まず、

13.56 を書きます。

 

そうしたら、

この下に、小数 2.237 を書いて、

筆算の式にします。

 

小数 2.237 の小数点「 .」を、

小数 13.56 の小数点「 .」の真下に、

「これ、ここ」と言って、

子どもに書かせます。

 

この小数点「 .」の左と右に、

筆算のたし算の式になるように、

「これ、ここ」と言いながら、

書かせてしまうだけで、

筆算形式   {\normalsize { \begin{array}{rr} \,\,13.56\:\:\:\, \\ +\:\:\: 2.237\\ \hline \end{array} }} \\  になります。

 

 

実況中継型リードを見せるこちらのセリフは、

「これ、ここ」だけです。

 

「これ、ここ」と言って、

13.56 を書かせて、

「これ、ここ」と言って、

小数 2.237 の小数点「 .」を書かせて、

「これ、ここ」と言いながら、

左に、2.237 の左の 2 を書かせて、

右に、2.237 の右の 2 と、3 と、7 を

書かせます。

 

これだけの実況中継型リードを見せれば、

子どもは、

筆算形式   {\normalsize { \begin{array}{rr} \,\,13.56\:\:\:\, \\ +\:\:\: 2.237\\ \hline \end{array} }} \\  を書き上げます。

 

 

こちらは、

「これ、ここ」と言うだけです。

 

「これ、ここ」以外は、

何も言いません。

 

だから、

子どもは、自然に自動的に、

自力で書けるようになるために、

アレコレと考えてしまいます。

 

アレコレの内容は、

「どうして?」や、

「説明して欲しいなぁ・・・」や、

「小数点から書くのか?」と、

さまざまです。

 

 

同じような実況中継型リードを見て、

2回、

3回と、

筆算のたし算の式を、

繰り返し書くことから、

アレコレの内容は、

自然に絞られます。

 

「そうか、小数点からか」、

「数字は、小数点から、

左と右に伸ばすのか」、

このような感じに絞られます。

 

そして、

自力で、

筆算のたし算の式を書けるようになります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1681)、(分数  {\normalsize {α}} -647)