たし算 100問を、15分くらいで終わらせることができるのは、そうできる体験の積み重ねから得た体験知があるからです。

たし算  7+6=、5+9=、・・・100問を、

15分前後で終わらせる力は、

体験知に支えられています。

 

学習知ではありません。

 

 

ですから、

たし算 100問を、15分前後で終わらせる力を、

次のような実況中継型リードで、

繰り返し体験させることで育てます。

 

繰り返し、

たし算 100問を、

15分前後で終わらせる体験から、

子どもは自然に

15分前後で終わらせる体験知を持ちます。

 

この体験知が、

子どもが自力で、

たし算 100問を、15分前後で終わらせるとき、

子どもをリードしています。

 

 

実況中継型リードの実例です。

 

7+6=  の 7 を示して、

「しち」と言って、

6 を示して、

8、9、10、11、12、13 と言って、

= の右の余白を示して、

子どもが、7+6=13  と書くのを待って、

次の問題  5+9=  の 5 を示して、

「ご」と言って、

9 を示して、

6、7、8、9、10、11、12、13、14 と言って、

= の右の余白を示して、

子どもが、5+9=14  と書くのを待って、

次の問題の・・・・・・と、

1回の手伝いで、5~6問のリードです。

 

たし算 100問を、

15分前後で終わらせる結果を出すために、

3回でも、5回でも、10回でも

繰り返し、

実況中継型リードを見せます。

 

15分前後で終わらせる体験を繰り返すことで、

15分前後で終わらせる力を

体験知として持ちます。

 

言葉で表現することができない体験知です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1690)、(+-  {\normalsize {α}} -946)