四則混合の式の形を見抜いて、答えを、1~2秒で書いてしまう子です。高いレベルの計算力の持ち主です。

四則混合   {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{1}{4}} {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{3}{4}}=  を見て、

1~2秒くらいで、

答え  {\Large\frac{3}{7}} を、いきなり、

 {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{1}{4}} {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{3}{4}} {\Large\frac{3}{7}}  と書かれたら、

見ているこちらは、

「えっ、何?」となるのが普通です。

 

答え  {\Large\frac{3}{7}} が、

正しいのかどうかよりも前に、

「途中式は?」となるはずです。

 

こちらのこだわりなのです。

 

四則混合は、

① 計算順を決めて、

② 決めた計算順に、

個々の計算を、

それぞれ別の余白で計算する流れが、

こちらのこだわりです。

 

それなのに、

問題   {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{1}{4}} {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{3}{4}}=  を見て、すぐ、

 {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{1}{4}} {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{3}{4}} {\Large\frac{3}{7}}  と書かれてしまったら、

計算順を決めることも、

個々の計算も、

飛ばしてしまっています。

 

「えっ、何?」となってしまうのです。

 

 

でも、

とんでもない計算力を持つ子が、

いるのも事実です。

 

例えば、

筆算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 376 \\ +\: 848 \\ \hline \end{array} }} \\  や、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:820 \\ - \: 374 \\ \hline \end{array} }} \\  の答えが、

問題を見るだけで、

心に浮かぶ子がいます。

 

右の一の位から順に

計算などしない子です。

 

 

あるいは、

筆算   {\normalsize {  \begin{array}{rr}  26 \\ \:\:\:\times  \: 54 \\ \hline \end{array}  }}\\  を見ただけで、

答え 1404 が心に浮かび、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  26 \\ \:\:\times  \: 54 \\ \hline   1404 \\\end{array}  }}\\  と書きます。

 

普通の筆算の書き方

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  26 \\ \:\times  \: 54 \\ \hline   104 \\   130\:\:\:\:\\\hline \:1404\end{array}  }}\\  を書きません。

 

 

ですから、

問題   {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{1}{4}} {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{3}{4}}=  を見て、すぐ、

 {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{1}{4}} {\Large\frac{3}{7}}× {\Large\frac{3}{4}} {\Large\frac{3}{7}}  と書く子もいるのです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1717)、(+-  {\normalsize {α}} -964)

(×÷  {\normalsize {α}} -283)、(分数  {\normalsize {α}} -660)