16-3= のような 100問を、次々に計算するために、計算そのものに、夢中・精一杯・なり振り構わずの態度が必要です。教えることが難しい態度です。

16-3=  のような暗算のひき算 100問を、

速いスピードで、次々に答えを出して、

そして書いていくことを、

夢中・精一杯・なり振り構わずの態度が支えます。

 

周りのアレコレから遮断された感じで、

16-3=  をパッと見て、

スッと浮かぶ答え 13 を、

サッと、16-3=13  書いて、

次のひき算  15-7=  にスラッと移り、

・・・・・・・・・と、

見ること、

浮かべること、

書くこと、

移ることと、

かなり違う作業を、

速いスピードでピョンピョン跳びはねながらです。

 

かなり違う作業を

速いスピードで、

ピョンピョン跳びはねながらですから、

夢中・精一杯・なり振り構わずでなければ、

2~3問や、

4~5問で、息切れしてしまいます。

 

 

でも、

夢中・精一杯・なり振り構わずの態度を、

教えることは、

とても難しいのです。

 

言葉で説明して

理解してもらうことは、

できない相談です。

 

夢中・精一杯・なり振り構わずの態度を、

教えることに、かなり近いのが、

こちらがそうしていることを、

実況中継型リードで見せることです。

 

例えば、

こちらが、

16-3=  の - を示して、

すぐ、「じゅうさん(13)」と言って、

= の右を、素早く示して、

子どもが、16-3=13  と書くのを待って、

書いたらすぐ、

次のひき算  15-7=  の - を示して、

すぐ、「はち(8)」と言って、

・・・・・・・・・と、

かなり違う作業を、

速いスピードでピョンピョン跳びはねて、

夢中・精一杯・なり振り構わずの態度に、

子どもが気付くのを待ちます。

 

 

このような実況中継型リードを見せると、

速いスピードでピョンピョン跳びはねるようにして、

ひき算を計算している様子に気付いて、

じきにまねし始めます。

 

こうなってから後も、

同じような実況中継型リードを

繰り返し見せることで、

何となくのような感じで、

夢中・精一杯・なり振り構わずの態度に

気付くようです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1719)、(+-  {\normalsize {α}} -966)