集中を切らせた子どもの主体性の率先力を尊重します。そして、こちらは、こちら自身の主体性の率先力を尊重して、子どもの止まっている計算を動かします。

5+4=、2+4=、8+4=、・・・と、

4 を足すたし算 100問の途中で、

集中を切らせることや、

ダラダラと計算することを、

子どもがし始めたら、

それが

何であろうとも、子どもの主体性の率先力です。

 

集中を切らせることや、

ダラダラと計算することを、尊重しませんが、

このようなことをし始めた子どもの

主体性の率先力を尊重します。

 

ですから、

集中を切らせることや、

ダラダラと計算すること自体を、

すぐにやめさせるような指導をしません。

 

 

さて、こちらは、

この子に、どのような指導をするのかを

こちらの主体性の率先力で、決めます。

 

例えば、

集中を切らせて、計算スピードがゼロや、

ダラダラと計算して、遅い計算スピードを、

この子が、

夢中・精一杯・なり振り構わずになる

速い計算スピードに入れ替えるようなことです。

 

 

子どもが、今、行っていることを、

主体性の率先力で行っていることとして、

尊重して、認めますから、

子どもも、

こちらが主体性の率先力で行う指導を

尊重してくれます。

 

ゼロの計算スピードや、

遅い計算スピードを、

計算自体に夢中・精一杯になる

速いスピードに入れ替える指導です。

 

 

この子は、

集中を切らせることや、

ダラダラと計算することに、

夢中・精一杯ではないのです。

 

ただ、何となく、

し始めています。

 

それでも、

主体性の率先力なのです。

 

 

夢中・精一杯になれる速いスピードの計算を

実況中継型リードを見せて刺激すれば、

「面白そう・・・」となって、

見ている速いスピードを

主体性の率先力で選ぶだろうと期待しています。

 

このようなことを期待しているから、

集中を切らせていることや、

ダラダラと計算していることを、

主体性の率先力でしていることと

尊重しています。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1731)、(+-  {\normalsize {α}} -974)