子どもから、「分からない」と聞かれたら、「どこ?」と聞き返すことを組にします。そして、ひたすら繰り返します。

子どもが、

「分からない」と、聞きます。

 

こちらは、

「どこ?」と、聞き返します。

 

このような

「分からない」、

「どこ?」の組を、

子どもが、

「分からない」の聞き方をやめるまで続けます。

 

 

例えば、

筆算のひき算   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:403 \\ - \: 158 \\ \hline \end{array} }} \\  の計算で、

「分からない」と聞かれたら、

ボソッとした口調で、

「どこ?」と聞き返します。

 

 

あるいは、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:100 \\ - \: \:\:\:\:\:\:2 \\ \hline \end{array} }} \\  の計算で、

「分からない」と聞かれたら、

ボソッとした口調で、

「どこ?」と聞き返します。

 

 

または、

{ \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:1000 \\ - \:\:\:123 \\ \hline \end{array} }} \\  の計算で、

「分からない」と聞かれたら、

ボソッとした口調で、

「どこ?」と聞き返します。

 

 

子どもの質問の仕方を育てています。

 

「分からない」と、

「どこ?」の組を繰り返すことで、

子どもは自然に、

「どこ?」と聞き返されることを知り、

変化はユックリとですが、

子ども自身、

「どこが分からないのだろうか?」と、

考えるとはなく考えるようになります。

 

こちらは、

育ちが、ユックリであることを承知して、

「分からない」と、

「どこ?」の組を、

ひたすら続けます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1733)、(+-  {\normalsize {α}} -976)