変化に対応する子どもの優先を、「急ぎ」ではなくて、計算を続けることにさせます。

8+4=、9+7=、・・・の

たし算 100問に取り組んでいます。

 

 

集中して、

速いスピードで次々に計算しても、

4~5分は掛かります。

 

子どもの周りの環境は、

アレコレと変化します。

 

 

何らかの変化が起こると、

何を優先するのかの判断をします。

 

計算を続けることが優先であれば、

計算を続けます。

 

変化に対応することが優先であれば、

計算から離れて、

変化に対応します。

 

 

変化が起こったとき、

何を優先するのかの判断は、

ほとんど意識することのない判断です。

 

多くの子どもの優先は、

「急ぎ」を優先することです。

 

例えば、

隣の子から話し掛けられることや、

「分からない」と大声を出す子などの変化は、

子どもの周りから要求される「急ぎ」です。

 

このような「急ぎ」を

優先するとはなく優先して、

計算から離れて、

変化に対応してしまいます。

 

話し掛けてきた隣の子と話し始めることや、

大声を出す子を

「何事なの?」と、

興味本位に見ることです。

 

 

この程度の「急ぎ」を

優先させる子の

優先の判断の仕方を

入れ替えさせます。

 

計算から離れて、

止まっている問題  8+4=  の 8 を示して、

「はち」と言って、

+4  の 4 を示して、

「く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と言って、

= の右を示して、

「ここ、じゅうに(12)」と言います。

 

計算を続けることを優先させる優先の判断を

このような実況中継型リードで、

やや強引に体験させてしまいます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1737)、(+-  {\normalsize {α}} -980)