分数の約分の約数の候補は、2 と、3 と、5 と、7 と、11 と、13 と、17 と、19 と、23 くらいで十分でしょう。

2 で試して、

3 で試して、

5 で試して、

7 で試して、

この先は、

11 で試して、

13 で試して、

17 で試して、

19 で試して、

23 で試して、

・・・・・・と続きます。

 

2 と、3 と、5 と、7 は、

九九を覚えています。

 

分母と分子が、

同じ九九の答えの中にあるのかどうかを、

すぐに決めることができます。

 

 

11 と、13 と、17 と、19 と、23 は、

九九を覚えていません。

 

ですから、

 
11 11 22 33 44 55
13 13 26 39 52 65
17 17 34 51 68 85
19 19 38 57 76 95

このような表を、

子どもに作らせます。

 

そして、

この表を利用して、

分母と分子が、

同じ九九の答えの中にあるのかどうかを、

決めさせます。

 

 

例えば、

 {\Large\frac{39}{65}}=  です。

 

表の 13の段の答えの中に、

 {\Large\frac{39}{65}}=  の分子 39 と、

分母 65 があります。

 

だから、

 {\Large\frac{39}{65}}=  の約数は、

13 です。

 

13 で約分すると、

 {\Large\frac{39}{65}} {\Large\frac{3}{5}}  です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1745)、(分数  {\normalsize {α}} -666)