筆算のひき算 100-2= が、初めてであっても、この子が、自分の価値と可能性を信じていれば、類推できます。

初めての   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:100 \\ - \: \:\:\:\:\:\:2 \\ \hline \end{array} }} \\  に、

「分からない」と、

丸投げのような甘えた聞き方です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:832 \\ - \: 356 \\ \hline \end{array} }} \\  の計算には慣れています。

 

一の位は、

「2-6=、できない」、

「12-6=6」と計算できます。

 

十の位は、

「3 を、1 減らして、2」、

「2-5=、できない」、

「12-5=7」と計算できます。

 

百の位は、

「8 を、1 減らして、7」、

「7-3=4」と計算できます。

 

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:100 \\ - \: \:\:\:\:\:\:2 \\ \hline \end{array} }} \\  が初めてであっても、

自力で答えを出そうと決めていれば、

類推してしまいます。

 

一の位は、

「0-2=、できない」、

「10-2=8」と計算できます。

 

十の位は、

「0 を、1 減らして、9」、

「9 のまま」と類推できます。

 

百の位は、

「1 を、1 減らして、0」、

「なくなる」と類推できます。

 

 

十の位の類推や、

百の位の類推を

確かめたければ、

「これでいいのですか?」と聞くことになります。

 

自力で答えを出そうと決めているから、

このように考えます。

 

 

ですから、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:832 \\ - \: 356 \\ \hline \end{array} }} \\  の答えを、

自力で出すことができる

価値と可能性を信じていれば、

初めての   {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:100 \\ - \: \:\:\:\:\:\:2 \\ \hline \end{array} }} \\  も、

自力で答えを出そうと決めて、

同じように計算するのだろうと、

答えを出してしまいます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1759)、(+-  {\normalsize {α}} -991)