筆算のたし算 563+279= の答えの出し方を、実況中継型リードを見せて教えます。1問の計算の流れが、長いために、見ている子どもの独自性や可能性を、観察できます。

子どもには、どの子にも、

独自性と可能性があります。

 

この独自性と可能性を

かなり正確に観察できるのが、

筆算のたし算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 563 \\ +\: 279 \\ \hline \end{array} }} \\  の答えの出し方を、

こちらが答えを出す様子を、

実況中継型リードで見せる教え方です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 563 \\ +\: 279 \\ \hline \end{array} }} \\  の 3 と 9 を示して、

「3+9=12」と言って、

9 の真下を示して、

「ここ、2」、

「指、1」と言って、

子どもが、 {\normalsize { \begin{array}{rr} 563 \\ +\: 279 \\ \hline\:\:\:\:\:\:2\end{array} }} \\  と書くのを待って、

6 と 7 を示して、

「6+7=13」と言って、

子どもが指に取っている 1 を触って、

「13+1=14」と言って、

7 の真下を示して、

「ここ、4」、

「指、1」と言って、

子どもが、 {\normalsize { \begin{array}{rr} 563 \\ +\: 279 \\ \hline\:\:42\end{array} }} \\  と書くのを待って、

5 と 2 を示して、

「5+2=7」と言って、

子どもが指に取っている 1 を触って、

「7+1=8」と言って、

2 の真下を示して、

「ここ、8」と言って、

子どもが、 {\normalsize { \begin{array}{rr} 563 \\ +\: 279 \\ \hline842\end{array} }} \\  と書くまでの内容です。

 

 

こちらは、

速いスピードで

実況中継型リードを見せているだけなのですが、

子どもの独自性と可能性を

かなり正確に観察できます。

 

「へ~ぇ」や、

「そうなの?」や、

「そこですか?」のような

アレコレを体験できます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1760)、(+-  {\normalsize {α}} -992)