正負の数のかけ算で、- と - を掛けると、+ にします。理由を知らないまま、慣れることができます。

(-5)×(-2)=+10  の計算で、

符号 - が、+ になる理由を知りたくて、

「どうしてなの?」と、疑問を抱えたままの子に、

正負の数のかけ算を、

繰り返し練習させます。

 

(-5)×(-2)=  の答えを出す計算は、

- と - なので、+ にして、

5×2=10  とするだけです。

 

符号 - が、+ になる理由を知らなくても、

(-5)×(-2)=  の答えを出すことができます。

 

- と - なので、+ にすることと、

5×2=10  のかけ算を利用すれば、

答え +10 が出ます。

 

 

- と - なので、+ になることを、

受け入れればいいのです。

 

符号 - が、+ になる理由を、

「なるほど」と、

納得できていなくても、

- と - なので、+ になることを、

受け入れることはできます。

 

 

もちろん、

正負の数のかけ算を、繰り返し練習させても、

符号 - が、+ になる理由は、

少しも分からないままですが、

計算自体に、慣れてしまいます。

 

つまり、

- と - なので、+ にすることに、

慣れてしまいます。

 

でも、

- と - なので、+ にする理由は、

分からないままです。

 

 

- と - なので、+ になることを、

受け入れたことに、

慣れてしまうのではないようです。

 

- と - なので、+ にすること自体に、

慣れてしまうようです。

 

 

このような体験から、

子どもは、

面白い体験知を学びます。

 

(-5)×(-2)=  の計算に慣れて、

- と - なので、+ にすることに慣れることと、

- と - なので、+ にする理由は、

関係がないとの体験知です。

 

- と - なので、

+ にする理由を知らないまま、

- と - なので、+ にすること自体に、

慣れてしまう体験です。

 

理解できないまま、

答えを出すことに慣れたのですから、

不思議な体験ですが、

子どもの心に強い印象を残す体験です。

 

 

この先、

\sqrt{2\:}+3\sqrt{2\:}=5\sqrt{2\:}  や、

 {\normalsize {i}}×4 {\normalsize {i}}×3 {\normalsize {i}}=-24 {\normalsize {i}}  を、学ぶときに、

無意識のうちに子どもをリードするようです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1778)、(分数  {\normalsize {α}} -673)