初めての計算「3けた×1けた」を、慣れ親しんでいることだけを言って教えます。

初めての3けたの筆算のかけ算、

例えば、{\normalsize {\begin{array}{rr}\:123 \\ \:\:\times\:\:\:\:\:\: 3\\ \hline \end{array}}}\\  を、

初めての計算式を見せて、

慣れ親しんでいることだけを言って、

答えの出し方を教えるような教え方の型で教えます。

 

 

慣れ親しんでいることだけを言う実例です。

 

{\normalsize {\begin{array}{rr}\:123 \\ \:\:\times\:\:\:\:\:\: 3\\ \hline \end{array}}}\\  の

掛ける数 3 と、掛けられる数 3 を示して、

「さざんがく」と言って、

掛ける数 3 の真下を示して、

「ここ、く(9)」と言って、

子どもが、 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  \:123 \\ \:\:\times  \:\:\:\:\:\: 3 \\ \hline \:\:\:\:\:\:\:9\end{array}  }}\\  と書いたら、

3 と 2 を示して、

「さんにがろく」と言って、

2 の真下を示して、

「ここ、ろく(6)」と言って、

子どもが、 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  \:123 \\ \:\times  \:\:\:\:\:\: 3 \\ \hline \:\:\:\:\:69\end{array}  }}\\  と書いたら、

3 と 1 を示して、

「さんいちがさん」と言って、

1 の真下を示して、

「ここ、さん(3)」と言って、

子どもが、{\normalsize {\begin{array}{rr}\: 123\\ \:\times\:\:\:\:\:\: 3 \\\hline 369 \end{array}}}\\  と書いたら、

慣れ親しんでいることを言い終わります。

 

 

初めての計算式  {\normalsize {\begin{array}{rr}\:123 \\ \:\:\times\:\:\:\:\:\: 3\\ \hline \end{array}}}\\  を見せて、

慣れ親しんでいることだけを言って、

答えの出し方を教えるような教え方の型です。

 

このような教え方の型で教えると、

子どもの集中点は、

初めてのことではなくて、

慣れ親しんでいることになります。

 

そして、

慣れ親しんでいることに集中して、

初めての計算式  {\normalsize {\begin{array}{rr}\:123 \\ \:\:\times\:\:\:\:\:\: 3\\ \hline \end{array}}}\\  の答えの出し方を、

慣れ親しんでいることを聞くことから

つかもうとしています。

 

 

このような教えられ方をすると、

子どもは自然に、

類似していること、

つまり、

少しの違いがありながら似ていることに

気付くようになります。

 

例えば、

3けたの筆算のかけ算  {\normalsize {\begin{array}{rr}\:123 \\ \:\:\times\:\:\:\:\:\: 3\\ \hline \end{array}}}\\  が、

直前に習った

2けたの筆算のかけ算  {\normalsize{\begin{array}{rr} 31 \\\:\times\:\:\: 2 \\ \hline \end{array}}}\\  と、

類似している部分として、

九九が 1回増えて、

2回から、3回になったことに気付きます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1793)、(×÷  {\normalsize {α}} -294)