たし算の指が取れることと、
九九の音が消えることを、
子どもが自覚するのは、
そうなったときではなくて、
もっと後になってからです。
面白いことに、
たし算の指が取れたことに気付くのは、
子ども本人よりも、
子どもを見ているこちらの方が、
かなり早いのです。
「どうやら、指が取れたらしい」と気付いて、
指を使っているかどうかを
観察するようになると、
じきに、「指が取れている」と評価できます。
九九の音が消えることは、
もっと簡単です。
一つの段を、
6秒で言えるようになると、
その九九の音が消えます。
例えば、
「にいちがに、ににんがし、・・・、にくじゅうはち」の
2の段の九九を
6秒で言えるようになれば、
その子は、
2×7= の答え 14 が、
「にしちじゅうし」の音を使わないで、
出るようになります。
ストップウォッチで
自分で時間を測りながら、
「にいちがに、ににんがし、・・・、にくじゅうはち」を、
6秒で言えるようになると、
音が後から付いてくる感じになります。
6秒より長いときは、
音が、九九をリードしています。
6秒になると、
答えが先に出ていますから、
音が、後追いになります。
微妙な違いですが、
注意して聴くことで、
見分けることができます。
(基本 -1811)、(×÷
-297)