（－５）×（－２）＝＋１０ となるモデルで、
－ と － を掛けると、
＋ に説明を教えられます。
例えば、
北向きを、プラス、
南向きを、マイナス、
今から先の時間を、プラス、
過去の時間を、マイナスにします。
南に向かって、
時速 ５ｋｍで歩く人は、
２時間前に、
どこにいたのでしょうか？
このモデルのまま式にすれば、
（－５）×（－２）＝ です。
南に向かっていて、
２時間前ですから、
北に、１０ｋｍです。
北ですから、
＋１０ が答えになります。
似たようなモデルを、
アレコレと考えることができます。
１つのモデルを繰り返し聞いていると、
モデル自体に、
さまざまな疑問が出てきます。
どうして、北向きがプラスなの？
どうして、未来がプラスなの？
などなどです。
そして思い至ることが、
－ と － を掛けると、＋ になることが先で、
モデルが、後なのではないだろうか？
と、こういうことです。
つまり、
モデルは、こじつけで、
－ と － を掛けると、＋ になることを、
強引に説明しているだけなのでは？
と、こういうことです。
（基本 －１９１１）、（分数
－７１０）
