既知を使って、未知を計算します。例えば、2けた×1けたを使って、3けた×1けたを計算します。

「できる力(既知)」だけを使う教え方です。

 

「新しい力(未知)」を要求しない教え方です。

 

その目的は、

自学自習に、子どもを導くためです。

 

自学自習は、

計算の答えを自力で出す「出す学び」を、

言い換えただけです。

 

 

算数や数学の計算は、

積み上げていくようになっています。

 

たし算は、

数唱の延長です。

 

ひき算は、

たし算の逆ですから、延長です。

 

かけ算は、

たし算の繰り返しです。

 

わり算は、

かけ算の逆ですから、延長です。

 

分数の計算は、

たし算・ひき算・かけ算・わり算の組み合わせです。

 

このように、

順に積み上げていきます。

 

 

ですから、

今、使うことが「できる力(既知)」を使えば、

新しい計算の答えを出すことができるように、

算数・数学がなっているのです。

 

この事実を、言葉で教えるのではなくて、

繰り返し体験させます。

 

 

だから、

「3けた×1けた」の筆算のかけ算は、

「2けた×1けた」の筆算のかけ算の延長である事実を

利用できるのです。

 

新しい計算を習うことを、

今、使うことが「できる力(既知)」の

今と少しだけ違う使い方を習うことと、

すでに、さまざまな計算で、

体験知として知っている子だからです。

 

 

例えば、

{\normalsize {\begin{array}{rr}\:456 \\ \:\:\times\:\:\:\:\:\: 3\\ \hline \end{array}}}\\  の「3けた×1けた」の

答えの出し方は、

{\normalsize{\begin{array}{rr} 49 \\\:\times\:\:\: 7 \\ \hline \end{array}}}\\  の「2けた×1けた」の

答えの出し方の

「下から上の九九」が、

1回増えるだけです。

 

{\normalsize{\begin{array}{rr} 49 \\\:\times\:\:\: 7 \\ \hline \end{array}}}\\  の「下から上の九九」は、

7×9=63  と、

7×4=28  の 2回です。

 

{\normalsize {\begin{array}{rr}\:456 \\ \:\:\times\:\:\:\:\:\: 3\\ \hline \end{array}}}\\  の「下から上の九九」は、

3×6=18  と、

3×5=15  と、

3×4=12  の 3回です。

 

「下から上の九九」が、

1回増えるだけです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -2002)、(×÷  {\normalsize {α}} -322)