自分をあきらめないことや、小さな閃きを得ることを、何とかして、伝えようとしています。

因数分解   {\normalsize {a^{12}+b^{12}}}=  で、

「どうやるの?」と、質問されます。

 

この子には、

 {\normalsize {(a^{6})^{2}+(b^{6})^{2}}}=  のように、

2乗が見えるようです。

 

 {\normalsize {a^{12}}} {\normalsize {(a^{6})^{2}}}  に気付いて、

 {\normalsize {(a^{6})^{2}+(b^{6})^{2}}}=  と変形しても、

+ でつながっていますから、

因数分解できません。

 

- で、 {\normalsize {(a^{6})^{2}-(b^{6})^{2}}}=  と、つながっていれば、

因数分解できます。

 

 

2乗では、因数分解できませんから、

3乗を検討します。

 

すると、

 {\normalsize {a^{12}}} {\normalsize {(a^{4})^{3}}}  に気付きますから、

3乗の公式を思い付くはずです。

 

 {\normalsize {a^{12}+b^{12}}}=  は、

 {\normalsize {(a^{4})^{3}+(b^{4})^{3}}}=  と、変形すれば、

3乗の公式をそのまま使えます。

 

 

どうやらこの子は、

3乗の公式が苦手なようです。

 

 {\normalsize {abx^{2}+(ad+bc)x+cd}}=  のような2次3項式を、

つまずくことなく因数分解でますから、

3乗の公式を乗り越えれば、

因数分解で困ることがなくなるようです。

 

 

因数分解できるはずだから・・・」で、

この子の内面のリーダーが、

しつこく何かを思い付こうとしていれば、

つまり、

 {\normalsize {a^{12}+b^{12}}}=  は、因数分解できる問題で、

しかも、

自分自身をリードできると信じていれば、

「あっ」のような突然の気付きで、

「そうか、3乗か・・・!」のようになるはずです。

 

でも、

自分の価値と可能性を信じている内面のリーダーや、

「あっ」と閃くこと自体を、

この子に見せることができないのです。

 

何らかの実況中継型リードで、

自分自身を信じていることや、

3乗の公式を思い付くことを見せたくても、

見せようのない内容です。

 

前もって、3乗の公式を使う問題と、

こちらは知らないで、

この子から聞かれた問題   {\normalsize {a^{12}+b^{12}}}=  を見てすぐ、

「3乗」が思い付きますが、

この「思い付くこと自体」を、

何らかの実況中継型リードで、

この子に見せることができないのです。

 

 

この子は、「出す学び」をしています。

答えを自力で出す体験から、

体験知を得る学びです。

 

実況中継型リードで、

こちらがこの子に見せる内容は、

こちら自身の内面のリーダーが、

こちら自身をリードしている様子です。

 

3+1=  のようなたし算であれば、

自分自身の価値と可能性を信じることや、

閃くことのような見せようのない内容を、

見せる難しさなどないのです。

 

でも、

この子に聞かれた因数分解   {\normalsize {a^{12}+b^{12}}}=  では、

価値と可能性を信じることや、

閃くことが、

この子に伝えたい内容になります。

 

ここを伝えられないと、

この子自身、自力で、気付きを生み出して、

因数分解できないのです。

 

 

自分をあきらめないことや、

小さな閃きを得ることを、

こちらの内面のリーダーはしています。

 

ズバリと見せることが可能ならば、

そうしたいのですが、

見せることができないため、

とても似ていると思われる

次のステップを無言で書くだけのリードをします。

 

つまり、

 {\normalsize {a^{12}+b^{12}}}=  を聞かれてすぐ、

 {\normalsize {(a^{4})^{3}+(b^{4})^{3}}}=  を、

子どもの鉛筆を借りて、

無言で書くだけのリードです。

 

実際、この子は、

「あっ!」となります。

 

「あっ!」の中身が、

解き方が分かっただけであるのでしょうが、

でも、

自分をあきらめないことや、

小さな閃きを得ることが、

おぼろげながらでも

含まれることを期待しています。

 

(基本  {\normalsize {α}} -2038)、(分数  {\normalsize {α}} -747)