子どもの計算を、理解目的で見ます。ありのままを受け入れるような見方をすれば、気持ちまで見えるようです。

筆算のかけ算  {\normalsize{\begin{array}{rr} 29 \\\:\times\:\:\: 4\\ \hline \end{array}}}\\  を、

50問、練習しています。

 

答えを出す計算の流れは、

つかんでいます。

 

 

4 と 9 を見て、

4×9=36  と掛けて、

6 を、{\normalsize{\begin{array}{rr} 29 \\\:\times\:\:\: 4 \\ \hline \:\:\:6\end{array}}}\\  と書いて、

3 を覚えて、

4 と 2 を見て、

4×2=8  と掛けて、

覚えている 3 を、

8+3=11  と足して、

{\normalsize{\begin{array}{rr} 29 \\ \times  \:\:\: 4 \\\hline 116 \end{array}}}\\  と書く計算の流れです。

 

 

子どもの計算の流れのスピードを見ていると、

繰り上がりのたし算で、

流れが止まって、

しばらくしてから、動き出します。

 

九九は、すべての段のどの1つも、

6秒以下で言えますから、

{\normalsize{\begin{array}{rr} 29 \\\:\times\:\:\: 4\\ \hline \end{array}}}\\  の 4 と 9 を見たら、

九九の答え 36 が、

4 と 2 を見たら、

九九の答え 8 が、

頭に浮かびます。

 

{\normalsize{\begin{array}{rr} 29 \\\:\times\:\:\: 4\\ \hline \end{array}}}\\  の計算の流れの九九で、

流れが止まることはないので、

九九の力は、使えます。

 

 

暗算のたし算  8+3=  は、

25問を20秒以下の速いスピードですから、

8+3=  を頭にイメージすれば、

答え 11 が出るはずです。

 

でも、

目の前の子は、

{\normalsize{\begin{array}{rr} 29 \\\:\times\:\:\: 4\\ \hline \end{array}}}\\  の繰り上がりのたし算  8+3=  で、

止まりますから、

暗算のたし算の力を、

使えなくなっています。

 

 

このような子を目の前に見ると、

こちら自身がこの子のような年齢で、

{\normalsize{\begin{array}{rr} 29 \\\:\times\:\:\: 4\\ \hline \end{array}}}\\  の計算を習った頃を思い出して、

「あなたのことは分かっています」、

「私も繰り上がりのたし算で苦労しています」、

「でもね、・・・」と、

考えることが多いのです。

 

目の前の子と、

こちら自身は、

違いますから、

こちら自身の過去の記憶を、

この子の理解に利用すること自体、

無理があります。

 

 

目の前の子に、

共感することがお勧めです。

 

目の前の子を理解することだけを目的にして、

計算の流れのスピードを見ます。

 

繰り上がりのたし算で、流れが止まって、

しばらくしてから、動き出しています。

 

{\normalsize{\begin{array}{rr} 29 \\\:\times\:\:\: 4\\ \hline \end{array}}}\\  の繰り上がりのたし算に、

強い難しさを感じているようです。

 

と、このように、

理解することを目的にして、

この子に共感するようにします。

 

(基本  {\normalsize {α}} -2066)、(×÷  {\normalsize {α}} -332)