同じ実況中継型リードを見ても、見えている部分に個人差があります。「もうできる」部分を見る子もいれば、「まだできない」部分を見る子もいます。

3歳児や4歳児に、

1 を足すたし算から教え始めます。

 

例えば、

5+1=  の 5 を示して、

「ご」と言って、

1 を示して、

「ろく」と言って、

= の右を示して、

「ここ、ろく(6)」と言います。

 

実況中継型リードを見ていた子は、

5+1=6  と書きます。

 

 

このような実況中継型リードを見て、

「まねできる」部分を見てしまう子もいれば、

「分からない」部分を見てしまう子もいます。

 

見ていることが同じでも、

子どもに見えている部分が違います。

 

パラダイムを通して見ているからです。

 

 

パラダイムが違っても、

数を順に数える数唱や、

数字を読み書く力は、

同じようなレベルです。

 

5+1=  の 5 を示されて、

「ご」と言われたら、

同じように読むことができます。

 

= の右を示されて、

「ここ、ろく(6)」と言われたら、

同じように  5+1=6  と書くことができます。

 

 

ですが、

「まねできる」部分を見るパラダイムの子には、

よく見えますが、

「分からない」部分を見るパラダイムの子には、

見えていても、

見ていません。

 

「分からない」部分を見るパラダイムの子に、

よく見える部分は、

5+1=  の 1 を示されて、

「ろく」と言われる部分です。

 

どうして、ろく(6)なのか分からないからです。

 

 

こちらも、

パラダイムを通して子どもを見ています。

 

「もうできる」部分を見るパラダイムと、

「まだできない」部分を見るパラダイムがあります。

 

同じ子を見ても、

パラダイムが違うと、

違う部分を見ています。

 

繰り返し、

実況中継型リードを見せるのですから、

見せ方が微妙に違います。

 

(基本  {\normalsize {α}} -2067)、(+-  {\normalsize {α}} -1173)